ある人が英語、数学、国語のテストを受け、3科目の平均点が70点だった。英語の得点を求める問題です。ただし、以下の情報が与えられています。 ア: 英語と数学の平均点は70点 イ: 数学と国語の平均点は60点

代数学連立方程式平均文章問題
2025/4/30

1. 問題の内容

ある人が英語、数学、国語のテストを受け、3科目の平均点が70点だった。英語の得点を求める問題です。ただし、以下の情報が与えられています。
ア: 英語と数学の平均点は70点
イ: 数学と国語の平均点は60点

2. 解き方の手順

英語、数学、国語の点数をそれぞれEE, MM, JJとします。
3科目の平均点が70点なので、
E+M+J3=70\frac{E + M + J}{3} = 70
E+M+J=210E + M + J = 210 ...(1)
アの情報から、英語と数学の平均点は70点なので、
E+M2=70\frac{E + M}{2} = 70
E+M=140E + M = 140 ...(2)
イの情報から、数学と国語の平均点は60点なので、
M+J2=60\frac{M + J}{2} = 60
M+J=120M + J = 120 ...(3)
(1)式と(2)式から、E+M+J=210E + M + J = 210E+M=140E + M = 140なので、
140+J=210140 + J = 210
J=70J = 70
アの情報だけでは英語の点数EEは求まりません。
(1)式と(3)式から、E+M+J=210E + M + J = 210M+J=120M + J = 120なので、
E+120=210E + 120 = 210
E=90E = 90
イの情報だけでは英語の点数EEは求まりません。
アとイの情報を使うと、E+M=140E+M = 140M+J=120M+J=120なので、(1)式E+M+J=210E+M+J = 210から、
E+M=140E+M = 140, M+J=120M+J = 120を代入して、E+M+J=210E+M+J=210よりE+120=210E+120=210E=90E=90となる。
140+JM=210140 + J - M = 210, JM=70J - M = 70
M+J=120M + J = 120
2J=1902J = 190, J=95J = 95
M=12095=25M = 120 - 95 = 25
E=14025=115E = 140 - 25 = 115
115+25+70=210115 + 25 + 70 = 210, 平均が70になることがわかる
アの情報だけではEEが求まらないことは上で示した。
イの情報だけではEEが求まらないことも上で示した。
アとイ両方ではEEが求まることも示したが、上記の計算過程で計算を誤り、E+M+J=210E+M+J=210を考慮すると、アだけ、イだけでは答えは求まらないことがわかった。
英語の点数E=90E=90が(1)式と(3)式だけから求まるため、イの情報だけで英語の点数が求められます。

3. 最終的な答え

B

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