2桁の自然数について、以下の数を求める問題です。 (1) 4で割り切れない数 (2) 4で割り切れるが、9で割り切れない数 (3) 4でも9でも割り切れない数

算数整数約数と倍数数え上げ
2025/5/1

1. 問題の内容

2桁の自然数について、以下の数を求める問題です。
(1) 4で割り切れない数
(2) 4で割り切れるが、9で割り切れない数
(3) 4でも9でも割り切れない数

2. 解き方の手順

(1) 4で割り切れない数
まず、2桁の自然数全体の個数を求めます。2桁の自然数は10から99までの整数なので、その個数は 9910+1=9099 - 10 + 1 = 90 個です。
次に、2桁の自然数の中で4で割り切れる数の個数を求めます。
最小の4の倍数は12 (4×34 \times 3)、最大の4の倍数は96 (4×244 \times 24)です。
したがって、4の倍数の個数は 243+1=2224 - 3 + 1 = 22 個です。
4で割り切れない数は、全体の個数から4で割り切れる数の個数を引けば求められます。
よって、4で割り切れない数は 9022=6890 - 22 = 68 個です。
(2) 4で割り切れるが、9で割り切れない数
4で割り切れる数は22個あることは(1)で求めました。このうち9で割り切れる数を引けば良いです。
4でも9でも割り切れる数は、36で割り切れる数です。
2桁の自然数の中で36で割り切れる数は、36と72の2つです。
したがって、4で割り切れるが、9で割り切れない数は 222=2022 - 2 = 20 個です。
(3) 4でも9でも割り切れない数
まず、4または9で割り切れる数を求めます。
4で割り切れる数は22個、9で割り切れる数を求めます。
最小の9の倍数は18 (9×29 \times 2)、最大の9の倍数は99 (9×119 \times 11)です。
したがって、9の倍数の個数は 112+1=1011 - 2 + 1 = 10 個です。
4でも9でも割り切れる数、つまり36で割り切れる数は2個でした。
よって、4または9で割り切れる数は、 22+102=3022 + 10 - 2 = 30 個です。
4でも9でも割り切れない数は、全体の個数から4または9で割り切れる数の個数を引けば求められます。
よって、4でも9でも割り切れない数は 9030=6090 - 30 = 60 個です。

3. 最終的な答え

(1) 68個
(2) 20個
(3) 60個

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