0, 1, 2, 3, 4, 5 の6個の数字から4個を選び、それらを並べて4桁の整数を作ります。同じ数字を2度以上使わないという条件のもとで、1234よりも大きい整数は何個できるかを求める問題です。

算数組み合わせ順列場合の数整数
2025/5/4

1. 問題の内容

0, 1, 2, 3, 4, 5 の6個の数字から4個を選び、それらを並べて4桁の整数を作ります。同じ数字を2度以上使わないという条件のもとで、1234よりも大きい整数は何個できるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、作ることができる4桁の整数の総数を計算します。千の位は0以外の5通り、百の位は千の位で使った数字以外の5通り、十の位は千と百の位で使った数字以外の4通り、一の位は千、百、十の位で使った数字以外の3通りあります。したがって、作れる4桁の整数の総数は 5×5×4×3=3005 \times 5 \times 4 \times 3 = 300 個です。
次に、1234以下の整数を数えます。
* 千の位が0の場合: 5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60
* 千の位が1の場合:
* 百の位が0の場合: 4×3=124 \times 3 = 12
* 百の位が2の場合:
* 十の位が0の場合: 33
* 十の位が3の場合:
* 一の位が0の場合:1230より大きいからこれは条件を満たさない
* 一の位が4の場合:1234
* 十の位が4の場合: 33
* 十の位が5の場合: 33
ここで、1234となる場合を考慮すると、千の位が1、百の位が2の場合で、十の位が3の時、一の位が0, 1, 2, 3, 4, 5の中で4しかありません。
* 10XXの形: 1032, 1034, 1035, 1042, 1043, 1045, 1052, 1053, 1054
10XX = 5P2 = 5*4 = 20
* 120Xの形: 1203, 1204, 1205
* 1230
* 1234
* 1240, 1243, 1245
* 1250, 1253, 1254
千の位が1の時の、百の位が0である場合、4×3=124 \times 3 = 12 個です。
千の位が1、百の位が2の場合、120X, 1230, 1234, 124X, 125Xの形があります。
* 120Xの形は 33
* 1230の形は 11
* 1234の形は 11
* 124Xの形は 33
* 125Xの形は 33
合計11個
千の位が2の場合、1234より大きいです。
合計: 60 + 12 + 3 + 1 + 3 + 3 = 82 となるわけではありません。
千の位が1の場合: 10 _ _: 5 * 4 = 20
千の位が1の場合で1234より小さい数を考える。
120_: 3個
1230
12__: 0, 3, 4, 5から選ぶので、1203, 1204, 1205, 1230, 1240, 1243, 1245, 1250, 1253, 1254。10個。
20 + 10 = 30
千の位が1の時は30。
千の位が2,3,4,5の時は、総数は5*5*4*3=300-60(0スタート)= 240個
全パターン数は 5×5×4×3=3005 \times 5 \times 4 \times 3 = 300 通り
1234以下を考える
1235,1243,1245,1253,1254
1の時に1,2,3,4が入るとしたら、12個。1234が含まれるので1230
10は5*4 20
300 - X = 300 - 82 = 218
1234より大きいものの個数は、全パターンから1234以下を引けば求まる。
全パターン = 5×5×4×3=3005 \times 5 \times 4 \times 3 = 300
1234より小さいのは
千の位が0 60
千の位が1
10XX 10\*4 = 20
120_ 3
1230 1
1234より小さい 84

3. 最終的な答え

30084=216300 - 84 = 216
216個

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