1. 問題の内容
30以下の自然数全体を全体集合とし、3の倍数の集合を, 5の倍数の集合をとする。このとき、を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、(3の倍数の個数)を求める。30以下の3の倍数は、3, 6, 9, ..., 30の10個なので、である。
次に、(5の倍数の個数)を求める。30以下の5の倍数は、5, 10, 15, ..., 30の6個なので、である。
次に、(3の倍数かつ5の倍数の個数、つまり15の倍数の個数)を求める。30以下の15の倍数は、15, 30の2個なので、である。
最後に、和集合の要素の個数の公式 を用いて計算する。