6個のリンゴと8個のみかんを、A, B, Cの3人に分ける方法は何通りあるか。ただし、リンゴとみかんの両方とももらえない人がいてもよいものとする。

算数組み合わせ重複組み合わせ場合の数数え上げ
2025/5/4

1. 問題の内容

6個のリンゴと8個のみかんを、A, B, Cの3人に分ける方法は何通りあるか。ただし、リンゴとみかんの両方とももらえない人がいてもよいものとする。

2. 解き方の手順

この問題は、リンゴの分け方とみかんの分け方をそれぞれ考え、それらの場合の数を掛け合わせることで解くことができます。
* リンゴの分け方:
6個のリンゴを3人に分ける方法は、重複組み合わせの問題として考えることができます。
nn個のものをkk個の箱に入れる場合の数は、n+k1Cn_{n+k-1}C_{n}で計算できます。
この場合、n=6n = 6(リンゴの個数)、k=3k = 3(人の数)なので、
リンゴの分け方は、6+31C6=8C6_{6+3-1}C_{6} = _{8}C_{6}となります。
8C6=8!6!2!=8×72×1=28_{8}C_{6} = \frac{8!}{6!2!} = \frac{8 \times 7}{2 \times 1} = 28通りです。
* みかんの分け方:
8個のみかんを3人に分ける方法も同様に、重複組み合わせの問題として考えます。
n=8n = 8(みかんの個数)、k=3k = 3(人の数)なので、
みかんの分け方は、8+31C8=10C8_{8+3-1}C_{8} = _{10}C_{8}となります。
10C8=10!8!2!=10×92×1=45_{10}C_{8} = \frac{10!}{8!2!} = \frac{10 \times 9}{2 \times 1} = 45通りです。
したがって、リンゴとみかんの分け方の総数は、それぞれの分け方の数の積になります。

3. 最終的な答え

リンゴとみかんの分け方の総数は 28×45=126028 \times 45 = 1260通りです。

「算数」の関連問題

5個の数字1, 2, 3, 4, 5をそれぞれ1回ずつ使って4桁の整数を作る。このとき、3145以上の数はいくつあるかを求める問題です。

順列場合の数整数数え上げ
2025/5/4

$\sqrt{5} \times 3\sqrt{5}$ を計算しなさい。

平方根計算
2025/5/4

4着のワイシャツ(A, B, C, D)と2本のネクタイ(X, Y)がある。この中からワイシャツとネクタイをそれぞれ1つずつ選ぶとき、選び方は何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ場合の数積の法則
2025/5/4

30以下の自然数全体を全体集合とし、3の倍数の集合を$A$, 5の倍数の集合を$B$とする。このとき、$n(A \cup B)$を求めよ。

集合倍数和集合要素の個数
2025/5/4

全体集合を20以下の自然数の集合とし、2の倍数の集合をA、5の倍数の集合をBとするとき、$n(A \cup B)$を求めよ。

集合集合の要素数倍数包除原理
2025/5/4

(1) $1 \frac{2}{3} \div 5.5 + 1 \frac{7}{12} \div (2.25 - \square) = 1 \frac{1}{6}$ の $\square$ に当ては...

分数計算四則演算
2025/5/4

(4) $3\frac{1}{2}-1\frac{1}{3} \times x = 1$ を満たす $x$ の値を求めます。 (5) $2\times (1\frac{1}{2} - x) = 2\f...

分数方程式計算
2025/5/4

画像には、以下の計算問題と文章問題があります。 (2) $(-8) - (-5)$ (3) $10 - (-3)$ (4) $(-6) - (+7)$ 4. ある日の最低気温は$-2$℃で、これは前日...

四則計算負の数温度
2025/5/4

30以下の自然数の集合を全体集合とする。3の倍数の集合をA, 5の倍数の集合をBとするとき、$n(A \cup B)$を求めよ。

集合要素数和集合倍数
2025/5/4

6%の食塩水400gがある。この食塩水から水をいくらか蒸発させた後、160gの水を加えると5%の食塩水になった。蒸発させた水の量を求める。

濃度食塩水方程式割合
2025/5/4