循環小数で表された式 $0.1\dot{2}\dot{3} \times 3.\dot{6}$ を計算し、結果を分数で表す。

算数循環小数分数計算
2025/5/4

1. 問題の内容

循環小数で表された式 0.12˙3˙×3.6˙0.1\dot{2}\dot{3} \times 3.\dot{6} を計算し、結果を分数で表す。

2. 解き方の手順

まず、循環小数を分数に変換します。
0.12˙3˙0.1\dot{2}\dot{3} を分数に変換します。x=0.12˙3˙x = 0.1\dot{2}\dot{3} とすると、10x=1.2˙3˙10x = 1.\dot{2}\dot{3}となります。さらに、1000x=123.2˙3˙1000x = 123.\dot{2}\dot{3}です。
1000x10x=123.2˙3˙1.2˙3˙=1221000x - 10x = 123.\dot{2}\dot{3} - 1.\dot{2}\dot{3} = 122 となるので、
990x=122990x = 122
x=122990=61495x = \frac{122}{990} = \frac{61}{495}
次に、3.6˙3.\dot{6} を分数に変換します。y=3.6˙y = 3.\dot{6} とすると、10y=36.6˙10y = 36.\dot{6}です。
10yy=36.6˙3.6˙=3310y - y = 36.\dot{6} - 3.\dot{6} = 33 となるので、
9y=339y = 33
y=339=113y = \frac{33}{9} = \frac{11}{3}
したがって、0.12˙3˙×3.6˙=61495×1130.1\dot{2}\dot{3} \times 3.\dot{6} = \frac{61}{495} \times \frac{11}{3} となります。
61495×113=6145×11×113=6145×3=61135\frac{61}{495} \times \frac{11}{3} = \frac{61}{45 \times 11} \times \frac{11}{3} = \frac{61}{45 \times 3} = \frac{61}{135}

3. 最終的な答え

61135\frac{61}{135}

「算数」の関連問題

## 1. 問題の内容

場合の数組み合わせ硬貨支払い
2025/5/4

30以下の自然数の集合を全体集合とし、3の倍数の集合をA, 5の倍数の集合をBとするとき、$n(A \cup B)$を求める問題です。ここで、$n(X)$は集合Xの要素の個数を表し、$A \cup B...

集合倍数和集合包含と排除の原理
2025/5/4

数直線上の2点C(-13)とD(-1)の間の距離を求める問題です。

数直線距離絶対値
2025/5/4

30以下の自然数の集合を全体集合とし、5の倍数の集合をAとするとき、$n(\overline{A})$ を求めよ。ここで、$n(\overline{A})$ はAの補集合の要素の数を意味します。

集合要素数補集合
2025/5/4

数直線上の2点A(7)とB(-2)の間の距離を求める問題です。

数直線距離絶対値
2025/5/4

30の正の約数の集合をAとするとき、$n(A)$を求めなさい。ここで、$n(A)$は集合Aの要素の個数を表します。

約数集合素因数分解数の性質
2025/5/4

10以下の自然数の集合を全体集合$U$とし、3の倍数の集合を$B$とするとき、$B$の補集合$\overline{B}$を求めなさい。

集合補集合倍数
2025/5/4

与えられた式 $\frac{1}{\sqrt{5}} - \frac{1}{\sqrt{20}} - \frac{1}{\sqrt{45}}$ を計算せよ。

平方根分数の計算有理化
2025/5/4

51から100までの自然数について、以下の数を求めます。 (1) 3と5の少なくとも一方で割り切れる数 (2) 3で割り切れるが5では割り切れない数 (3) 3でも5でも割り切れない数

集合約数倍数包除原理
2025/5/4

与えられた分数の分母を有理化する問題です。分数は $\frac{1}{\sqrt{3}+2}$ です。

分数の有理化平方根計算
2025/5/4