$y = 2x - 3$ の傾きは $m_1 = 2$ $y = \frac{x}{2} + 3$ の傾きは $m_2 = \frac{1}{2}$

幾何学直線角度軌跡傾き
2025/5/5
##

1. 問題の内容

問題2.54
(1) 2直線 y=2x3y = 2x - 3y=x2+3y = \frac{x}{2} + 3 のなす角 θ\theta を求めよ。
(2) 2直線 y=3x3y = \sqrt{3}x - 3y=x+3y = x + 3 のなす角 θ\theta を求めよ。
問題2.55
(1) x=2t3x = 2t - 3y=12ty = 1 - 2t で表される点 P(xx, yy) はどのような軌跡を描くか。
##

2. 解き方の手順

**問題2.54 (1)**

1. それぞれの直線の傾きを求める。

y=2x3y = 2x - 3 の傾きは m1=2m_1 = 2
y=x2+3y = \frac{x}{2} + 3 の傾きは m2=12m_2 = \frac{1}{2}

2. 2直線のなす角 $\theta$ の正接 $\tan \theta$ を求める公式を用いる。

tanθ=m1m21+m1m2\tan \theta = \left| \frac{m_1 - m_2}{1 + m_1 m_2} \right|
tanθ=2121+212=322=34\tan \theta = \left| \frac{2 - \frac{1}{2}}{1 + 2 \cdot \frac{1}{2}} \right| = \left| \frac{\frac{3}{2}}{2} \right| = \frac{3}{4}

3. $\theta = \arctan \frac{3}{4}$

**問題2.54 (2)**

1. それぞれの直線の傾きを求める。

y=3x3y = \sqrt{3}x - 3 の傾きは m1=3m_1 = \sqrt{3}
y=x+3y = x + 3 の傾きは m2=1m_2 = 1

2. 2直線のなす角 $\theta$ の正接 $\tan \theta$ を求める公式を用いる。

tanθ=m1m21+m1m2\tan \theta = \left| \frac{m_1 - m_2}{1 + m_1 m_2} \right|
tanθ=311+31=311+3\tan \theta = \left| \frac{\sqrt{3} - 1}{1 + \sqrt{3} \cdot 1} \right| = \left| \frac{\sqrt{3} - 1}{1 + \sqrt{3}} \right|

3. $\tan \theta$ を有理化する。

tanθ=(31)(13)(1+3)(13)=331+313=2342=23=23\tan \theta = \left| \frac{(\sqrt{3} - 1)(1 - \sqrt{3})}{(1 + \sqrt{3})(1 - \sqrt{3})} \right| = \left| \frac{\sqrt{3} - 3 - 1 + \sqrt{3}}{1 - 3} \right| = \left| \frac{2\sqrt{3} - 4}{-2} \right| = \left| 2 - \sqrt{3} \right| = 2 - \sqrt{3}

4. $\theta = \arctan (2 - \sqrt{3})$

23=tan15=tanπ122 - \sqrt{3} = \tan 15^{\circ} = \tan \frac{\pi}{12} より θ=π12\theta = \frac{\pi}{12}
**問題2.55 (1)**

1. $x = 2t - 3$ と $y = 1 - 2t$ からパラメータ $t$ を消去する。

x=2t3x = 2t - 3 より、 2t=x+32t = x + 3
y=12ty = 1 - 2t に代入して y=1(x+3)=x2y = 1 - (x + 3) = -x - 2
##

3. 最終的な答え

問題2.54
(1) θ=arctan34\theta = \arctan \frac{3}{4}
(2) θ=π12\theta = \frac{\pi}{12}
問題2.55
(1) y=x2y = -x - 2 (直線)

「幾何学」の関連問題

四面体OABCにおいて、$OA = 2\sqrt{5}$, $OB = OC = \sqrt{5}$, $BC = 2\sqrt{3}$, $AB = AC$, $\angle AOC = 120^\...

空間図形四面体余弦定理ベクトルの内積面積
2025/6/21

四面体OABCにおいて、$OA = 2\sqrt{5}$、$OB = OC = \sqrt{5}$、$BC = 2\sqrt{3}$、$AB = AC$、$\angle AOC = 120^\circ...

空間図形四面体余弦定理三平方の定理体積面積
2025/6/21

四面体 OABC において、OA = $2\sqrt{5}$, OB = OC = $\sqrt{5}$, BC = $2\sqrt{3}$, AB = AC, ∠AOC = 120°とし、BCの中点...

空間図形四面体余弦定理三角比ベクトル
2025/6/21

問題は2つの部分から構成されています。 (1) 正三角形を底面とする四面体OABCが球Sに内接している場合について、AHの長さと球Sの半径を求める。ここで、OA=OB=OC=2であり、三角形ABCの一...

四面体空間図形外接球余弦定理面積
2025/6/21

問題1は、1辺の長さが1の正三角形ABCを底面とする四面体OABCが球Sに内接しており、OA=OB=OC=2であるとき、線分AHの長さと球Sの半径を求める問題です。頂点Oから三角形ABCに下ろした垂線...

空間図形四面体外接球余弦定理三平方の定理面積
2025/6/21

問題1:一辺の長さが1の正三角形ABCを底面とする四面体OABCが球Sに内接している。OA=OB=OC=2とする。頂点Oから三角形ABCに下ろした垂線の足をHとするとき、線分AHの長さと球Sの半径を求...

四面体正三角形空間図形余弦定理体積面積
2025/6/21

2点A(2, 1), B(5, 2)に対して、$2AP = BP$を満たすx軸上の点Pの座標を求める問題です。

座標平面ベクトル距離方程式
2025/6/21

円の方程式 $x^2 + y^2 - 2y = 0$ を極方程式で表す問題です。

極座標方程式三角関数
2025/6/21

大きい正方形と小さい正方形を組み合わせた図形において、大きい正方形の一辺が55cm、小さい正方形の一辺が15cmであるとき、黒色に塗られている部分の面積を求める。

正方形面積図形
2025/6/21

右図のように、大きい正方形と小さい正方形が組み合わさっている。大きい正方形の一辺の長さは $55cm$ であり、小さい正方形の一辺の長さは $15cm$ である。黒色で塗られている部分の面積を求めよ。

正方形面積図形
2025/6/21