円の方程式 $x^2 + y^2 - 2y = 0$ を極方程式で表す問題です。

幾何学極座標方程式三角関数
2025/6/21

1. 問題の内容

円の方程式 x2+y22y=0x^2 + y^2 - 2y = 0 を極方程式で表す問題です。

2. 解き方の手順

直交座標 (x,y)(x, y) と極座標 (r,θ)(r, \theta) の関係は以下の通りです。
x=rcosθx = r \cos \theta
y=rsinθy = r \sin \theta
この関係を元の円の方程式に代入します。
(rcosθ)2+(rsinθ)22(rsinθ)=0(r \cos \theta)^2 + (r \sin \theta)^2 - 2(r \sin \theta) = 0
r2cos2θ+r2sin2θ2rsinθ=0r^2 \cos^2 \theta + r^2 \sin^2 \theta - 2r \sin \theta = 0
r2(cos2θ+sin2θ)2rsinθ=0r^2 (\cos^2 \theta + \sin^2 \theta) - 2r \sin \theta = 0
三角関数の恒等式 cos2θ+sin2θ=1\cos^2 \theta + \sin^2 \theta = 1 を用いると、
r22rsinθ=0r^2 - 2r \sin \theta = 0
r(r2sinθ)=0r(r - 2 \sin \theta) = 0
よって、r=0r = 0 または r=2sinθr = 2 \sin \theta となります。
r=0r = 0 は原点を表しますが、r=2sinθr = 2 \sin \thetaθ=0\theta = 0 を代入すると r=0r = 0 となり、原点を含んでいることがわかります。
したがって、r=2sinθr = 2 \sin \theta が求める極方程式です。

3. 最終的な答え

r=2sinθr = 2 \sin \theta

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