円と直線が接するということは、円の中心と直線の距離が円の半径に等しいということです。
円 x2+y2=r2 の中心は (0,0) であり、半径は r です。 直線 x+y−6=0 と点 (0,0) の距離 d は、点と直線の距離の公式を用いて計算できます。 点 (x0,y0) と直線 ax+by+c=0 の距離 d は、 d=a2+b2∣ax0+by0+c∣ で与えられます。
今回の場合は、(x0,y0)=(0,0)、 a=1, b=1, c=−6 なので、 d=12+12∣1⋅0+1⋅0−6∣=2∣−6∣=26=262=32 円と直線が接するとき、この距離 d が半径 r に等しくなります。 したがって、r=32 となります。