問題185は、与えられた円と直線の共有点の個数を求める問題です。具体的には、以下の3つの組み合わせについて共有点の個数を求めます。 (1) 円:$x^2 + y^2 = 10$、直線:$3x + y = 5$ (2) 円:$x^2 + y^2 = 8$、直線:$x-…=0$ (直線が途中までしか読み取れません。) (3) 円:$x^2 + y^2 + 2x - 4y + 3 = 0$、直線:$7x + y - 5 = 0$ ここでは、(1)と(3)について解きます。

幾何学直線共有点判別式二次方程式
2025/6/21
## 問題185の解

1. 問題の内容

問題185は、与えられた円と直線の共有点の個数を求める問題です。具体的には、以下の3つの組み合わせについて共有点の個数を求めます。
(1) 円:x2+y2=10x^2 + y^2 = 10、直線:3x+y=53x + y = 5
(2) 円:x2+y2=8x^2 + y^2 = 8、直線:x=0x-…=0 (直線が途中までしか読み取れません。)
(3) 円:x2+y2+2x4y+3=0x^2 + y^2 + 2x - 4y + 3 = 0、直線:7x+y5=07x + y - 5 = 0
ここでは、(1)と(3)について解きます。

2. 解き方の手順

円と直線の共有点の個数を求めるには、直線の方程式を円の方程式に代入し、得られた2次方程式の判別式を利用します。
判別式DDが正であれば共有点は2個、D=0D = 0であれば共有点は1個(接する)、DDが負であれば共有点は0個となります。
(1) x2+y2=10x^2 + y^2 = 103x+y=53x + y = 5 の場合:
まず、yyについて解きます。
y=53xy = 5 - 3x
次に、x2+y2=10x^2 + y^2 = 10に代入します。
x2+(53x)2=10x^2 + (5 - 3x)^2 = 10
x2+2530x+9x2=10x^2 + 25 - 30x + 9x^2 = 10
10x230x+15=010x^2 - 30x + 15 = 0
2x26x+3=02x^2 - 6x + 3 = 0
判別式 DD を計算します。
D=(6)24(2)(3)=3624=12D = (-6)^2 - 4(2)(3) = 36 - 24 = 12
D>0D > 0 なので、共有点は2個です。
(3) x2+y2+2x4y+3=0x^2 + y^2 + 2x - 4y + 3 = 07x+y5=07x + y - 5 = 0 の場合:
まず、yyについて解きます。
y=57xy = 5 - 7x
次に、x2+y2+2x4y+3=0x^2 + y^2 + 2x - 4y + 3 = 0に代入します。
x2+(57x)2+2x4(57x)+3=0x^2 + (5 - 7x)^2 + 2x - 4(5 - 7x) + 3 = 0
x2+2570x+49x2+2x20+28x+3=0x^2 + 25 - 70x + 49x^2 + 2x - 20 + 28x + 3 = 0
50x240x+8=050x^2 - 40x + 8 = 0
25x220x+4=025x^2 - 20x + 4 = 0
判別式 DD を計算します。
D=(20)24(25)(4)=400400=0D = (-20)^2 - 4(25)(4) = 400 - 400 = 0
D=0D = 0 なので、共有点は1個です。

3. 最終的な答え

(1) 共有点の個数:2個
(3) 共有点の個数:1個

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