問題は2つあります。 (6) 三角形ABCにおいて、$a=3$, $b=7$, $c=5$のとき、$\cos A$ を求めよ。 (7) 三角形ABCにおいて、$c=3\sqrt{3}$, $C=120^\circ$のとき、外接円の半径$R$を求めよ。

幾何学三角形余弦定理正弦定理三角比外接円
2025/6/21

1. 問題の内容

問題は2つあります。
(6) 三角形ABCにおいて、a=3a=3, b=7b=7, c=5c=5のとき、cosA\cos A を求めよ。
(7) 三角形ABCにおいて、c=33c=3\sqrt{3}, C=120C=120^\circのとき、外接円の半径RRを求めよ。

2. 解き方の手順

(6) 余弦定理を用いて cosA\cos A を求めます。余弦定理は以下の通りです。
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc \cos A
これから cosA\cos A を求めると
cosA=b2+c2a22bc\cos A = \frac{b^2 + c^2 - a^2}{2bc}
与えられた値を代入すると
cosA=72+5232275=49+25970=6570=1314\cos A = \frac{7^2 + 5^2 - 3^2}{2 \cdot 7 \cdot 5} = \frac{49 + 25 - 9}{70} = \frac{65}{70} = \frac{13}{14}
(7) 正弦定理を用いて外接円の半径RRを求めます。正弦定理は以下の通りです。
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
したがって、2R=csinC2R = \frac{c}{\sin C}より、R=c2sinCR = \frac{c}{2 \sin C}です。
与えられた値を代入すると
R=332sin120R = \frac{3\sqrt{3}}{2 \sin 120^\circ}
sin120=sin(18060)=sin60=32\sin 120^\circ = \sin (180^\circ - 60^\circ) = \sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}であるから、
R=33232=333=3R = \frac{3\sqrt{3}}{2 \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}} = \frac{3\sqrt{3}}{\sqrt{3}} = 3

3. 最終的な答え

(6) cosA=1314\cos A = \frac{13}{14}
(7) R=3R = 3

「幾何学」の関連問題

地表から1m離して作った世界一周道路と赤道の長さの差を求める問題です。地球の赤道の半径は約6378kmであるという情報が与えられています。さらに、この世界一周道路と赤道の長さの差は、選択肢のどれと近い...

円周半径
2025/6/21

三角形OABにおいて、$|OA|=3$, $|OB|=2$, $\angle AOB = 60^\circ$である。 三角形OABの垂心をHとし、直線OHと線分ABの交点をPとする。 (1) $\ve...

ベクトル内積三角形垂心線分の比
2025/6/21

問題は、$2 - \sqrt{3} = \tan(\theta)$を満たす$\theta$を求める問題です。ただし、単位は度数法とします。

三角関数tan角度加法定理
2025/6/21

与えられた点A, B, C, Dがそれぞれどの象限にあるかを答える問題です。点の座標は以下の通りです。 A(-3, 1) B(4, 3) C(1, -2) D(-2, -4)

座標平面象限座標
2025/6/21

直角三角形ABCにおいて、BC=4, CA=3, ∠ACB=90° とする。辺AB上にAD=xとなる点Dをとる。点DからBC, ACへ、それぞれ垂線DE, DFを引く。 (1) 長方形DECFの面積S...

直角三角形面積最大値相似二次関数
2025/6/21

半径 $r$ の円 $x^2 + y^2 = r^2$ と直線 $x + y - 6 = 0$ が接するとき、$r$ の値を求める問題です。

直線接する点と直線の距離
2025/6/21

問題133:2点A(4, -3), P(x, 9)間の距離が13であるとき、xの値を求める。 問題134:2点A(2, 5), P(6, y)間の距離が5であるとき、yの値を求める。

距離座標2点間の距離平方根
2025/6/21

問題185は、与えられた円と直線の共有点の個数を求める問題です。具体的には、以下の3つの組み合わせについて共有点の個数を求めます。 (1) 円:$x^2 + y^2 = 10$、直線:$3x + y ...

直線共有点判別式二次方程式
2025/6/21

問題184:次の円と直線の共有点の座標を求めよ。 (1) $x^2 + y^2 = 1$, $y = x - 1$

直線共有点座標
2025/6/21

円と直線の共有点の座標を求める問題です。 (1) 円 $x^2 + y^2 = 1$ と直線 $y = x - 1$ (2) 円 $x^2 + y^2 = 5$ と直線 $y = -x + 1$

直線共有点座標代入二次方程式
2025/6/21