(1) ACの長さを求める。△ABCはAB = ACの二等辺三角形なので、余弦定理より、
AC2=AB2=OB2+OC2−2OB⋅OC⋅cos∠BOC ∠BOCを求める。△OBCにおいて、OB = OC = 5, BC = 23 より余弦定理を用いて計算する。 (23)2=(5)2+(5)2−2⋅5⋅5⋅cos∠BOC 12=5+5−10cos∠BOC 2=−10cos∠BOC cos∠BOC=−51 AC2=AB2=(5)2+(5)2−2(5)(5)(−51)=5+5+2=12 AC=AB=12=23 (2) ADの長さを求める。DはBCの中点なので、BD = DC = 3。△ABDにおいて、AB = 23, BD = 3。∠ABCを求める。 cos∠ABC=2AB⋅BCAB2+BC2−AC2=2(23)(23)(23)2+(23)2−(23)2=2(23)(23)(23)2=21 ∠ABC = 60°
ADを求める。△ABDにおいて、余弦定理より
AD2=AB2+BD2−2AB⋅BD⋅cos∠ABC=(23)2+(3)2−2(23)(3)(21)=12+3−6=9 (3) cos∠AODを求める。△AODにおいて、OA = 25, OD = 5, AD = 3なので余弦定理より AD2=OA2+OD2−2OA⋅OD⋅cos∠AOD 32=(25)2+(5)2−2(25)(5)cos∠AOD 9=20+5−20cos∠AOD −16=−20cos∠AOD cos∠AOD=2016=54 (4) △AODの面積Sを求める。
S=21OA⋅OD⋅sin∠AOD sin2∠AOD+cos2∠AOD=1 sin2∠AOD=1−(54)2=1−2516=259 sin∠AOD=53 S=21(25)(5)(53)=21(10)(53)=3 (5) 頂点Oから△ABCに下ろした垂線をOHとする。△ABCの面積Tを求める。AB = AC = 23, BC = 23より正三角形。 T=43(23)2=43(12)=33 体積Vを求める。
V=31T⋅OH △OBCにおいて、OB = OC = 5, BC = 23であるから高さOMを求める。 OM=(5)2−(3)2=5−3=2 四面体OABCの体積は
V=31⋅21(23)2⋅23=22 OH=T3V=333(22)=322=326