問題1:
正三角形ABCにおいて、AHは正三角形の中心から頂点Aまでの距離である。正三角形の一辺の長さをaとすると、AH = 33aである。 したがって、AH = 33⋅1=33 よって、AHの長さは33 球Sの中心をO'とする。O'から△ABCへの垂線の足はHとなる。
OA=OB=OC=2なので、O'A=O'B=O'C=R (球の半径)
O'A2 = AH2 + O'H2 R2=(33)2+(2−R)2 R2=31+4−4R+R2 4R=313 R=1213 よって、球Sの半径は1213 問題2:
△OBCにおいて、OB=OC=5, BC=23であるから、 OD⊥BC であり、BD=DC=3 OD=OB2−BD2=5−3=2 △OACにおいて余弦定理を用いると、
AC2=OA2+OC2−2OA⋅OCcos120∘ AC2=(25)2+(5)2−2(25)(5)(−21) AC2=20+5+10=35 AC=35 △ABCにおいて、AB=AC=35, BC=23 ADは△ABCの中線であるから、中線定理より
AB2+AC2=2(AD2+BD2) 35+35=2(AD2+3) 70=2AD2+6 AD=32=42 △OADにおいて余弦定理を用いると、
OD2=OA2+AD2−2OA⋅ADcos∠OAD OA2=OD2+AD2−2OD⋅ADcos∠ODA AD=42,OA=25,OD=2 cos∠AOD=2OA⋅ODOA2+OD2−AD2 =2⋅25⋅220+2−32=410−10=210−5=20−510=−410 △OADの面積Sは、S=21OA⋅ODsin∠AOD sin2∠AOD=1−cos2∠AOD=1−1610=166=83 sin∠AOD=83=46 S=21⋅25⋅2⋅46=460=4215=215 △ABCの面積は21⋅23⋅35−3=3⋅32=3⋅42=46 四面体の体積Vは、V=31SABC⋅OH V=31⋅46⋅OH OABCの体積は、Oを頂点として、ABCを底面としたときの高さOHである。
△OBCの面積 = 21⋅23⋅2=6 OH2+AH2=OA2=20 OH2=20−31=359 OH=359=3177