30以下の自然数の集合を全体集合 $U$ とし、$U$ の部分集合 $A$ を、$5$ の倍数の集合とするとき、$n(A)$ を求めよ。ここで、$n(A)$ は集合 $A$ の要素の個数を表す。

算数集合要素数倍数
2025/5/6

1. 問題の内容

30以下の自然数の集合を全体集合 UU とし、UU の部分集合 AA を、55 の倍数の集合とするとき、n(A)n(A) を求めよ。ここで、n(A)n(A) は集合 AA の要素の個数を表す。

2. 解き方の手順

まず、3030 以下の自然数の中で、55 の倍数を全て書き出す。
55 の倍数は、5×1,5×2,5×3,5 \times 1, 5 \times 2, 5 \times 3, \dots と表される。
3030 以下の自然数であるという条件から、5×k305 \times k \le 30 を満たす最大の整数 kk を求める。
k305=6k \le \frac{30}{5} = 6 より、kk の最大値は 66 である。
したがって、A={5,10,15,20,25,30}A = \{5, 10, 15, 20, 25, 30\} である。
n(A)n(A) は集合 AA に含まれる要素の個数なので、n(A)=6n(A) = 6 となる。

3. 最終的な答え

6

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