放物線と直線の交点の座標を求める問題です。図から、直線は点$(-4, 8)$と原点$(0, 0)$を通ることがわかります。放物線は原点$(0, 0)$と点$(2, 4)$を通ることがわかります。

代数学二次関数連立方程式交点グラフ
2025/5/6

1. 問題の内容

放物線と直線の交点の座標を求める問題です。図から、直線は点(4,8)(-4, 8)と原点(0,0)(0, 0)を通ることがわかります。放物線は原点(0,0)(0, 0)と点(2,4)(2, 4)を通ることがわかります。

2. 解き方の手順

まず、直線の式を求めます。原点を通るのでy=axy = axとおけます。点(4,8)(-4, 8)を通るので、
8=a×(4)8 = a \times (-4)
a=2a = -2
したがって、直線の式はy=2xy = -2xです。
次に、放物線の式を求めます。原点を通るので、y=bx2+cxy = bx^2 + cxとおけます。点(2,4)(2, 4)を通るので、
4=b×22+c×24 = b \times 2^2 + c \times 2
4=4b+2c4 = 4b + 2c
2=2b+c2 = 2b + c
c=22bc = 2 - 2b
したがって、放物線の式はy=bx2+(22b)xy = bx^2 + (2 - 2b)xです。
交点の座標を求めるには、放物線と直線の式を連立させます。
bx2+(22b)x=2xbx^2 + (2 - 2b)x = -2x
bx2+(22b)x+2x=0bx^2 + (2 - 2b)x + 2x = 0
bx2+(42b)x=0bx^2 + (4 - 2b)x = 0
x(bx+42b)=0x(bx + 4 - 2b) = 0
したがって、x=0x = 0またはbx+42b=0bx + 4 - 2b = 0です。x=0x = 0は原点を示しており、もう一つの交点のx座標は、
bx=2b4bx = 2b - 4
x=2b4b=24bx = \frac{2b - 4}{b} = 2 - \frac{4}{b}
図から、放物線は下に凸なので、b>0b > 0です。また、直線の式と放物線の式から、もう一つの交点はx<0x < 0の範囲にあることがわかります。したがって、24b<02 - \frac{4}{b} < 0です。
2<4b2 < \frac{4}{b}
2b<42b < 4
b<2b < 2
よって、0<b<20 < b < 2です。
グラフから交点の座標を読み取ると、(4,8)(-4, 8)ともう一つは原点(0,0)(0,0)のようです。
放物線が(2,4)(2, 4)を通ることから放物線の式をy=ax2y = ax^2とおくと、4=a×224 = a \times 2^2, a=1a = 1より、放物線の式はy=x2y = x^2です。
この放物線と直線y=2xy = -2xの交点を求めると、
x2=2xx^2 = -2x
x2+2x=0x^2 + 2x = 0
x(x+2)=0x(x + 2) = 0
x=0,2x = 0, -2
x=0x = 0のとき、y=0y = 0
x=2x = -2のとき、y=4y = 4
よって、交点は(0,0)(0, 0)(2,4)(-2, 4)です。

3. 最終的な答え

(0,0),(-2,4)