(1) A(1, 2, 4), B(2, 5, 6), C(x, y, 10) の場合
3点が一直線上にあるということは、ベクトル AB とベクトル AC が平行であることを意味します。つまり、ある実数 k が存在して、AC=kAB が成り立ちます。 AB=(2−1,5−2,6−4)=(1,3,2) AC=(x−1,y−2,10−4)=(x−1,y−2,6) AC=kAB より、 (x−1,y−2,6)=k(1,3,2)=(k,3k,2k) 各成分を比較すると、以下の3つの式が得られます。
3番目の式から k=3 が得られます。 これを1番目の式に代入すると、x−1=3 より x=4 となります。 これを2番目の式に代入すると、y−2=3(3)=9 より y=11 となります。 (2) A(2, 3, 6), B(8, 1, 8), C(-1, x, y) の場合
同様に、ベクトル AB とベクトル AC が平行であることから、ある実数kが存在して、\overrightarrow{AC} = k\overrightarrow{AB}$ が成り立ちます。 AB=(8−2,1−3,8−6)=(6,−2,2) AC=(−1−2,x−3,y−6)=(−3,x−3,y−6) AC=kAB より、 (−3,x−3,y−6)=k(6,−2,2)=(6k,−2k,2k) 各成分を比較すると、以下の3つの式が得られます。
1番目の式から k=−21 が得られます。 これを2番目の式に代入すると、x−3=−2(−21)=1 より x=4 となります。 これを3番目の式に代入すると、y−6=2(−21)=−1 より y=5 となります。