(1) $a+b+c+d=7$ かつ $a,b,c,d$ は正の整数であるとき、$(a,b,c,d)$ の組は何通りあるか。 (2) $a+b+c+d=7$ かつ $a,b,c,d$ は非負整数であるとき、$(a,b,c,d)$ の組は何通りあるか。 (3) 4種類の文字「す、う、が、く」を用いて6文字の文字列を作る。同じ文字を何度用いても良いとき、「す」と「う」の両方を含む文字列は何通りあるか。
2025/5/7
1. 問題の内容
(1) かつ は正の整数であるとき、 の組は何通りあるか。
(2) かつ は非負整数であるとき、 の組は何通りあるか。
(3) 4種類の文字「す、う、が、く」を用いて6文字の文字列を作る。同じ文字を何度用いても良いとき、「す」と「う」の両方を含む文字列は何通りあるか。
2. 解き方の手順
(1) は正の整数なので、, , , とおくと、 は非負整数となり、
この非負整数解の個数を求める。これは、3個のボールを4つの箱に入れる場合の数に等しいので、仕切りを用いて考えると、3個のボールと3個の仕切りの並び方の場合の数である。
通り
(2) は非負整数なので、これは7個のボールを4つの箱に入れる場合の数に等しい。仕切りを用いて考えると、7個のボールと3個の仕切りの並び方の場合の数である。
通り
(3) 4種類の文字「す、う、が、く」を用いて6文字の文字列を作る場合の総数は 通り。
「す」を含まない文字列は 通り。
「う」を含まない文字列は 通り。
「す」も「う」も含まない文字列は 通り。
「す」または「う」を含まない文字列は 通り。
したがって、「す」と「う」の両方を含む文字列は 通り。
3. 最終的な答え
(1) 20 通り
(2) 120 通り
(3) 2702 通り