画像にある3つの図形問題について、指定された変数の値を求める問題です。 (1) 三角形の角の二等分線の性質を用いて、$x$と$y$の値を求めます。 (2) チェバの定理・メネラウスの定理を用いて、$\frac{CE}{EA}$と$\frac{DG}{GA}$の値を求めます。 (3) 円の性質を用いて、$x$と$y$の値を求めます。

幾何学三角形角の二等分線チェバの定理メネラウスの定理円周角方べきの定理
2025/5/7

1. 問題の内容

画像にある3つの図形問題について、指定された変数の値を求める問題です。
(1) 三角形の角の二等分線の性質を用いて、xxyyの値を求めます。
(2) チェバの定理・メネラウスの定理を用いて、CEEA\frac{CE}{EA}DGGA\frac{DG}{GA}の値を求めます。
(3) 円の性質を用いて、xxyyの値を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 三角形の角の二等分線の性質:
角の二等分線は、対辺を隣辺の比に分割します。
左の図では、APAPBAC\angle BACの二等分線なので、BP:PC=AB:ACBP:PC = AB:ACが成り立ちます。
BP=5BP = 5, AC=13AC = 13なので、5:x=AB:135:x = AB:13です。ABABの値がないので、xxは求められません。問題文に情報が不足しています。
右の図では、AQAQBAC\angle BACの二等分線なので、BC:CQ=AB:ACBC:CQ = AB:ACが成り立ちます。
BC=6BC = 6, AB=5AB = 5, AC=3AC = 3なので、6:y=5:36:y = 5:3です。
これから、5y=185y = 18y=185y = \frac{18}{5}です。
(2) チェバの定理・メネラウスの定理:
チェバの定理より、AFFBBDDCCEEA=1\frac{AF}{FB} \cdot \frac{BD}{DC} \cdot \frac{CE}{EA} = 1
メネラウスの定理より、BDDCCGGAAFFB=1\frac{BD}{DC} \cdot \frac{CG}{GA} \cdot \frac{AF}{FB}= 1
画像から、AF=3AF = 3, FB=2FB = 2, BD=3BD = 3, DC=2DC = 2, CG=2CG = 2です。
チェバの定理に代入すると、3232CEEA=1\frac{3}{2} \cdot \frac{3}{2} \cdot \frac{CE}{EA} = 1。よって、CEEA=49\frac{CE}{EA} = \frac{4}{9}.
メネラウスの定理に代入すると、DGGA=49 \frac{DG}{GA} = \frac{4}{9}.
(3) 円の性質:
(1) xxは円周角で、x=EAD=EBD=55x = \angle EAD = \angle EBD = 55^\circ.
yyは円周角で、ATATが接線なので、DAT=ABD=40\angle DAT = \angle ABD = 40^\circ.
(2) 方べきの定理より、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD.
2(2+y)=3(3+3)2(2+y) = 3(3+3).
4+2y=184+2y = 18.
2y=142y = 14.
y=7y = 7.
方べきの定理より、PA2=PCPDPA^2 = PC \cdot PD.
x2=2(2+7)=18x^2 = 2(2+7)=18.
x=18=32x = \sqrt{18} = 3\sqrt{2}.

3. 最終的な答え

(1)
xx: 情報不足のため求められず
y=185y = \frac{18}{5}
(2)
CEEA=49\frac{CE}{EA} = \frac{4}{9}
DGGA=49\frac{DG}{GA} = \frac{4}{9}
(3)
(1) x=55x = 55, y=40y = 40
(2) x=32x = 3\sqrt{2}, y=7y = 7

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