与えられた集合を、要素を書き並べて表す問題です。具体的には、以下の3つの集合について、要素を列挙します。 (1) 20の正の約数全体の集合 A (2) $B = \{x | x$ は10以下の正の奇数$\}$ (3) $C = \{3n + 1 | n = 0, 1, 2, 3, ...\}$

算数集合約数整数の性質
2025/5/7

1. 問題の内容

与えられた集合を、要素を書き並べて表す問題です。具体的には、以下の3つの集合について、要素を列挙します。
(1) 20の正の約数全体の集合 A
(2) B={xxB = \{x | x は10以下の正の奇数}\}
(3) C={3n+1n=0,1,2,3,...}C = \{3n + 1 | n = 0, 1, 2, 3, ...\}

2. 解き方の手順

(1) 20の正の約数全体の集合 A:
20を割り切る正の整数をすべて見つけます。
20の約数は、1, 2, 4, 5, 10, 20です。
(2) B={xxB = \{x | x は10以下の正の奇数}\}:
10以下の正の奇数をすべて見つけます。
正の奇数は、1, 3, 5, 7, 9, 11,...ですが、10以下なので、1, 3, 5, 7, 9です。
(3) C={3n+1n=0,1,2,3,...}C = \{3n + 1 | n = 0, 1, 2, 3, ...\}:
nn に0, 1, 2, 3,...を代入して、3n+13n+1 の値を計算します。
n=0n=0のとき、3(0)+1=13(0) + 1 = 1
n=1n=1のとき、3(1)+1=43(1) + 1 = 4
n=2n=2のとき、3(2)+1=73(2) + 1 = 7
n=3n=3のとき、3(3)+1=103(3) + 1 = 10
n=4n=4のとき、3(4)+1=133(4) + 1 = 13
...
となるので、集合Cの要素は1, 4, 7, 10, 13,...です。

3. 最終的な答え

(1) A={1,2,4,5,10,20}A = \{1, 2, 4, 5, 10, 20\}
(2) B={1,3,5,7,9}B = \{1, 3, 5, 7, 9\}
(3) C={1,4,7,10,13,...}C = \{1, 4, 7, 10, 13, ...\}

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