5個の数字0, 1, 2, 3, 4から異なる3個の数字を選んで3桁の整数を作る。 (1) 作れる3桁の整数は全部で何個か。 (2) 作れる偶数は何個か。

算数組み合わせ順列整数の個数場合の数
2025/5/9

1. 問題の内容

5個の数字0, 1, 2, 3, 4から異なる3個の数字を選んで3桁の整数を作る。
(1) 作れる3桁の整数は全部で何個か。
(2) 作れる偶数は何個か。

2. 解き方の手順

(1) 3桁の整数を作る場合、百の位には0以外の数字が入る必要がある。
まず、3つの数字の選び方を考える。5個から3個を選ぶので、全部で 5P3=5×4×3=60{}_5 P_3 = 5 \times 4 \times 3 = 60 通りの並べ方がある。
しかし、この中には百の位が0である場合が含まれている。百の位が0であるものを除く必要がある。
百の位が0である場合、残りの2桁は1, 2, 3, 4から2つの数字を選んで並べるので、4P2=4×3=12{}_4 P_2 = 4 \times 3 = 12 通りある。
したがって、3桁の整数の個数は 6012=4860 - 12 = 48 個である。
(2) 偶数を作る場合、一の位が0, 2, 4のいずれかである必要がある。
(i) 一の位が0の場合:百の位は1, 2, 3, 4のいずれか、十の位は残りの3個のいずれかとなるので、4×3=124 \times 3 = 12 通り。
(ii) 一の位が2の場合:百の位は0以外の数字(1, 3, 4のいずれか)となる。
- 百の位が1, 3, 4のいずれかの場合、十の位は0と百の位で使用しなかった数字のいずれかになるので、3×3=93 \times 3 = 9 通り。
(iii) 一の位が4の場合:百の位は0以外の数字(1, 2, 3のいずれか)となる。
- 百の位が1, 2, 3のいずれかの場合、十の位は0と百の位で使用しなかった数字のいずれかになるので、3×3=93 \times 3 = 9 通り。
よって、偶数の個数は 12+9+9=3012 + 9 + 9 = 30 個である。

3. 最終的な答え

(1) 48個
(2) 30個

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