この3次方程式は、有理数解を持つ可能性があるため、有理根定理を利用して解を探索します。
有理根定理によれば、この方程式の有理数解の候補は、定数項(2)の約数 ÷ 最高次の係数(4)の約数 で与えられます。
したがって、候補は ±1,±2,±21,±41 です。 これらの候補を順に代入して、方程式を満たすものを探します。
x=21 を代入すると、 4(21)3−6(21)2−27(21)+2=4(81)−6(41)−227+2=21−23−227+24=21−3−27+4=2−25=0 x=−21 を代入すると、 4(−21)3−6(−21)2−27(−21)+2=4(−81)−6(41)+227+2=−21−23+227+24=2−1−3+27+4=227=0 4(2)3−6(2)2−27(2)+2=4(8)−6(4)−54+2=32−24−54+2=−44=0 4(−2)3−6(−2)2−27(−2)+2=4(−8)−6(4)+54+2=−32−24+54+2=0 したがって、x=−2 は解の一つです。 x=−2 が解なので、多項式 4x3−6x2−27x+2 は (x+2) で割り切れるはずです。実際に割り算を行うと、 4x3−6x2−27x+2=(x+2)(4x2−14x+1) となります。したがって、4x2−14x+1=0 の解を求めれば、残りの解が得られます。 二次方程式の解の公式より、ax2+bx+c=0 の解は x=2a−b±b2−4ac で与えられるので、 4x2−14x+1=0 の解は、 x=2(4)14±(−14)2−4(4)(1)=814±196−16=814±180=814±65=47±35