点A(-3, 5)、点B(4, -9) が与えられている。線分ABを1:2に内分する点Pと、線分ABを4:3に内分する点Qの位置ベクトル $\overrightarrow{OP}$、$\overrightarrow{OQ}$ をそれぞれ $\overrightarrow{OA}$、$\overrightarrow{OB}$ を用いて表し、点P、Qの座標を求める。

幾何学ベクトル内分点座標
2025/5/9

1. 問題の内容

点A(-3, 5)、点B(4, -9) が与えられている。線分ABを1:2に内分する点Pと、線分ABを4:3に内分する点Qの位置ベクトル OP\overrightarrow{OP}OQ\overrightarrow{OQ} をそれぞれ OA\overrightarrow{OA}OB\overrightarrow{OB} を用いて表し、点P、Qの座標を求める。

2. 解き方の手順

点Pの位置ベクトルOP\overrightarrow{OP}は、線分ABを1:2に内分するので、内分点の公式より、
OP=2OA+1OB1+2=2OA+OB3\overrightarrow{OP} = \frac{2\overrightarrow{OA} + 1\overrightarrow{OB}}{1+2} = \frac{2\overrightarrow{OA} + \overrightarrow{OB}}{3}
したがって、点Pの座標は、
P=2A+B3=(2(3)+43,2(5)+(9)3)=(6+43,1093)=(23,13)P = \frac{2A + B}{3} = (\frac{2(-3) + 4}{3}, \frac{2(5) + (-9)}{3}) = (\frac{-6+4}{3}, \frac{10-9}{3}) = (-\frac{2}{3}, \frac{1}{3})
点Qの位置ベクトルOQ\overrightarrow{OQ}は、線分ABを4:3に内分するので、内分点の公式より、
OQ=3OA+4OB4+3=3OA+4OB7\overrightarrow{OQ} = \frac{3\overrightarrow{OA} + 4\overrightarrow{OB}}{4+3} = \frac{3\overrightarrow{OA} + 4\overrightarrow{OB}}{7}
したがって、点Qの座標は、
Q=3A+4B7=(3(3)+4(4)7,3(5)+4(9)7)=(9+167,15367)=(77,217)=(1,3)Q = \frac{3A + 4B}{7} = (\frac{3(-3) + 4(4)}{7}, \frac{3(5) + 4(-9)}{7}) = (\frac{-9+16}{7}, \frac{15-36}{7}) = (\frac{7}{7}, \frac{-21}{7}) = (1, -3)

3. 最終的な答え

OP=2OA+OB3\overrightarrow{OP} = \frac{2\overrightarrow{OA} + \overrightarrow{OB}}{3}
点Pの座標: (23,13)(-\frac{2}{3}, \frac{1}{3})
OQ=3OA+4OB7\overrightarrow{OQ} = \frac{3\overrightarrow{OA} + 4\overrightarrow{OB}}{7}
点Qの座標: (1,3)(1, -3)

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