$a > 0$を定数とする。2次関数 $y = -x^2 + 6x + 4$ ($0 \leqq x \leqq a$) について、以下の問いに答える。 (1) グラフの頂点の座標を求めよ。 (2) 最大値を求めよ。

代数学二次関数最大値平方完成グラフ
2025/5/9

1. 問題の内容

a>0a > 0を定数とする。2次関数 y=x2+6x+4y = -x^2 + 6x + 4 (0xa0 \leqq x \leqq a) について、以下の問いに答える。
(1) グラフの頂点の座標を求めよ。
(2) 最大値を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 頂点の座標を求める。
まず、与えられた2次関数を平方完成する。
y=x2+6x+4=(x26x)+4=(x26x+99)+4=(x3)2+9+4=(x3)2+13y = -x^2 + 6x + 4 = -(x^2 - 6x) + 4 = -(x^2 - 6x + 9 - 9) + 4 = -(x - 3)^2 + 9 + 4 = -(x - 3)^2 + 13
したがって、頂点の座標は (3,13)(3, 13)である。
(2) 最大値を求める。
定義域が 0xa0 \leqq x \leqq a であることに注意する。軸は x=3x = 3である。
(i) 0<a30 < a \leqq 3 のとき、定義域内で x=3x = 3のときに最大値をとる。つまり、x=3x = 3のとき y=13y = 13が最大値となる。
(ii) a>3a > 3 のとき、定義域内で x=3x = 3のときに最大値をとる。つまり、x=3x = 3のとき y=13y = 13が最大値となる。
従って、 0<a0 < a のとき、常に頂点で最大値をとるので、y=13y=13 が最大値となる。

3. 最終的な答え

(1) 頂点の座標:(3,13)(3, 13)
(2) 最大値:1313

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