直線 $y = 2x$ 上に点Aがあり、直線 $y = -x + 10$ 上に点Dがある。ADがx軸に平行になるように点A, Dをとる。A, Dからx軸に垂線AB, DCを引き、長方形ABCDを作る。ただし、点Aは2直線の交点よりも下にある。 (1) 点Aのx座標を$a$とするとき、点Dの座標を$a$の式で表す。 (2) 四角形ABCDが正方形になるとき、点Aの座標を求める。
2025/5/9
1. 問題の内容
直線 上に点Aがあり、直線 上に点Dがある。ADがx軸に平行になるように点A, Dをとる。A, Dからx軸に垂線AB, DCを引き、長方形ABCDを作る。ただし、点Aは2直線の交点よりも下にある。
(1) 点Aのx座標をとするとき、点Dの座標をの式で表す。
(2) 四角形ABCDが正方形になるとき、点Aの座標を求める。
2. 解き方の手順
(1) 点Aの座標をとする。点DはADがx軸に平行になるように選ばれているため、点Dのy座標は点Aのy座標と等しくである。点Dは直線 上にあるので、点Dのx座標をとおくと、
この式をについて解くと、
したがって、点Dの座標はである。
(2) 四角形ABCDが正方形になるためには、AB = ADであればよい。
ABの長さは点Aのy座標に等しいので、である。
ADの長さは、点Dのx座標から点Aのx座標を引いたものなので、である。
したがって、
この式をについて解くと、
点Aの座標はなので、となる。
3. 最終的な答え
(1) 点Dの座標:
(2) 点Aの座標: