1. 問題の内容
半径3の3つの円が互いに中心を通るように重なっている。斜線部分の周の長さを求める。
2. 解き方の手順
各円の中心をA, B, Cとする。
円Aの中心角は、円Bと円Cの中心を通るため、正三角形ABCの一つの角に対応する。よって、中心角は60度である。
同様に、円B, 円Cの中心角も60度である。
したがって、斜線部分の周の長さは、半径3の円弧3つ分の長さである。
円周の長さは であるから、半径3の円周の長さは である。
60度の円弧の長さは、円周の である。
したがって、60度の円弧の長さは である。
斜線部分の周の長さは、この円弧3つ分の長さであるから、 となる。