直角三角形ABCに内接する円の斜線部分の面積を求める問題です。三角形の辺の長さは、AB=20cm, BC=16cm, AC=12cmです。

幾何学幾何三角形内接円面積
2025/5/11

1. 問題の内容

直角三角形ABCに内接する円の斜線部分の面積を求める問題です。三角形の辺の長さは、AB=20cm, BC=16cm, AC=12cmです。

2. 解き方の手順

(1) 円の半径を求める。
直角三角形ABCの面積を2通りの方法で表すことを考えます。
まず、通常の三角形の面積の公式を用いると、
S=12×BC×AC=12×16×12=96S = \frac{1}{2} \times BC \times AC = \frac{1}{2} \times 16 \times 12 = 96
次に、内接円の半径をrrとすると、三角形ABCの面積は、三角形OAB, OBC, OCAの面積の和として表すことができます。
S=12×AB×r+12×BC×r+12×AC×r=12r(AB+BC+AC)S = \frac{1}{2} \times AB \times r + \frac{1}{2} \times BC \times r + \frac{1}{2} \times AC \times r = \frac{1}{2}r(AB+BC+AC)
AB+BC+AC=20+16+12=48AB+BC+AC=20+16+12=48だから
S=12×r×48=24rS = \frac{1}{2} \times r \times 48 = 24r
したがって、24r=9624r = 96より、r=4r = 4
(2) 斜線部分の面積を求める。
斜線部分は円の面積なので、半径r=4r=4cmの円の面積は、
S=πr2=π×42=16πS_{円} = \pi r^2 = \pi \times 4^2 = 16\pi

3. 最終的な答え

16π16\pi cm2^2

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