(1)
点A, L, M, Nが同一平面上にあるという条件をベクトルで表現する。
OA=a,OB=b,OC=c,OD=dとおくと、 OL=21b,ON=21d OM=kcとおく。(ただし、kは実数。) 点A, L, M, Nが同一平面上にあるので、
AM=sAL+tAN+uAO となる実数s,t,uが存在する。 OM−OA=s(OL−OA)+t(ON−OA)+u(−OA) kc−a=s(21b−a)+t(21d−a)−ua kc=2sb+2td+(1−s−t−u)a ここで、a,b,c,dは一次独立なので、s=t=0である。 よって、kc=(1−u)aとなり、aとcが平行になってしまうので矛盾。 ここで、点A, L, M, Nが同一平面上にある条件を、
OM=pOA+qOL+rON とおく。ただし、p+q+r=1。 kc=pa+2qb+2rd a,b,d,cは一次独立なので、p=q=r=0となり矛盾。 正しい解法:
AL=OL−OA=21b−a AN=ON−OA=21d−a AM=OM−OA=kc−a A,L,M,N が同一平面上にあるので、AM=sAL+tAN と表せる。 kc−a=s(21b−a)+t(21d−a) kc=(1−s−t)a+2sb+2td ここで、a,b,c,dは一次独立ではない。なぜなら、ABCDは正方形なのでAC=a+c=b+dが成り立つ。よって、c=b+d−aである。 これを代入して、
k(b+d−a)=(1−s−t)a+2sb+2td (k−1+s+t)a+(k−2s)b+(k−2t)d=0 よって、k−1+s+t=0, k−2s=0, k−2t=0 k−1+4k=0 よって、∣OM∣=51∣OC∣ ∣OC∣=∣OA∣2+∣AC∣2=22+(2)2=4+2=6 ∣OM∣=56 (2) 平面ABCDの法線ベクトルをn1とすると、n1=OAである。 平面ALMNの法線ベクトルをn2とすると、n2=AL×AN=(21b−a)×(21d−a)=41b×d−21b×a−21a×d+a×a=41b×d+21a×b−21a×d cosθ=∣n1∣∣n2∣∣n1⋅n2∣ a⋅(b×d)を計算する必要がある。 四角形ALMNの面積
(3) 四角錐O-ALMNの体積