AグループとBグループのデータが与えられています。それぞれのグループについて、平均値、分散、標準偏差を計算し、表を完成させる問題です。

確率論・統計学統計平均分散標準偏差
2025/5/12

1. 問題の内容

AグループとBグループのデータが与えられています。それぞれのグループについて、平均値、分散、標準偏差を計算し、表を完成させる問題です。

2. 解き方の手順

**Aグループの計算**

1. Aグループの合計を計算します。

145+155+175+180+165=820145 + 155 + 175 + 180 + 165 = 820

2. Aグループの平均を計算します。

8205=164\frac{820}{5} = 164

3. Aグループの各データの偏差を計算します(各データ - 平均)。

145164=19145 - 164 = -19
155164=9155 - 164 = -9
175164=11175 - 164 = 11
180164=16180 - 164 = 16
165164=1165 - 164 = 1

4. Aグループの各偏差の2乗を計算します。

(19)2=361(-19)^2 = 361
(9)2=81(-9)^2 = 81
(11)2=121(11)^2 = 121
(16)2=256(16)^2 = 256
(1)2=1(1)^2 = 1

5. Aグループの偏差の2乗の合計を計算します。

361+81+121+256+1=820361 + 81 + 121 + 256 + 1 = 820

6. Aグループの分散を計算します。

8205=164\frac{820}{5} = 164

7. Aグループの標準偏差を計算します。

16412.8\sqrt{164} \approx 12.8
**Bグループの計算**

1. Bグループの合計を計算します。

40+40+40+40+40=20040 + 40 + 40 + 40 + 40 = 200

2. Bグループの平均を計算します。

2005=40\frac{200}{5} = 40

3. Bグループの各データの偏差を計算します(各データ - 平均)。

4040=040 - 40 = 0 (すべてのデータで同じ)

4. Bグループの各偏差の2乗を計算します。

02=00^2 = 0 (すべてのデータで同じ)

5. Bグループの偏差の2乗の合計を計算します。

0+0+0+0+0=00 + 0 + 0 + 0 + 0 = 0

6. Bグループの分散を計算します。

05=0\frac{0}{5} = 0

7. Bグループの標準偏差を計算します。

0=0\sqrt{0} = 0

3. 最終的な答え

**Aグループ**
* 合計: 820
* 平均: 164
* 偏差: -19, -9, 11, 16, 1
* (偏差)2: 361, 81, 121, 256, 1
* 分散: 164
* 標準偏差: 12.8
**Bグループ**
* 合計: 200
* 平均: 40
* 偏差: 0, 0, 0, 0, 0
* (偏差)2: 0, 0, 0, 0, 0
* 分散: 0
* 標準偏差: 0

「確率論・統計学」の関連問題

問題は2つあります。 問題2:1つのサイコロを投げるとき、次の確率を求めます。 (1) 3の目が出る確率 (2) 4以下の目が出る確率 (3) 5以上の目が出る確率 (4) 4の約数の目が出る確率 問...

確率サイコロカード事象
2025/5/14

問題1:赤玉2個と白玉3個が入った袋から玉を1個取り出すとき、(1)赤玉が出る確率と(2)白玉が出る確率を求める。 問題2:1個のさいころを投げるとき、(1)3の目が出る確率と(2)4以下の目が出る確...

確率確率計算事象サイコロ
2025/5/14

箱の中に白色のカード1, 2, 3、赤色のカード1, 2、青色のカード1の計6枚が入っている。この箱から1枚のカードを取り出し、書かれた数を記録し、カードを箱に戻すことを2回繰り返す。 (i) 記録さ...

確率確率分布組み合わせ
2025/5/14

男子6人、女子4人の中から4人の委員を選ぶときの選び方の数を、以下の条件で求めます。 (1) すべての選び方 (2) 男子の委員2人、女子の委員2人を選ぶ (3) 女子が少なくとも1人選ばれる (4)...

組み合わせ場合の数順列組合せ
2025/5/14

50人にAとBの2問のクイズを出題したところ、Aを正解した人は27人、Bを正解した人は13人、AもBも正解した人は4人だった。 (1) AもBも正解しなかった人は何人か。 (2) Aだけ正解し、Bは正...

集合包除原理確率統計
2025/5/14

男子4人、女子5人が1列に並ぶときの、以下の並び方の総数を求める問題です。 (1) 女子5人が続いて並ぶ場合 (2) 男子は男子、女子は女子で、それぞれ続いて並ぶ場合 (3) 両端が男子である場合 (...

順列組み合わせ場合の数
2025/5/14

AとBが試合を行い、先に3勝した方を優勝とする。試合数は最大で5試合までで、引き分けはない。Aが1試合で勝つ確率は $\frac{1}{2}$ である。行われた試合数 $X$ の確率分布表を完成させる...

確率確率分布組み合わせ二項分布
2025/5/14

AとBが試合を行い、先に3勝した方が優勝となる。行われた試合の数をXとする。Aが試合に勝つ確率は1/2で、引き分けはないものとする。Xの確率分布表が与えられており、X=3, 4の場合の確率がそれぞれ1...

確率確率分布二項分布組み合わせ
2025/5/14

連続型確率変数 $X$ の確率密度関数が次のように与えられています。 $f(x) = \begin{cases} \frac{x}{2} & (0 \leq x \leq 2) \\ 0 & (x <...

確率密度関数期待値分散連続型確率変数
2025/5/14

ある会社で3つの工場A, B, Cで同じ製品を作っている。A工場では全体の60%, B工場では全体の30%, C工場では全体の10%を生産している。また、それぞれの工場で生じる不良品の割合は、A工場2...

確率ベイズの定理条件付き確率
2025/5/14