2点 $A(-3, 2)$ と $B(1, 6)$ を直径の両端とする円について、中心 $C$ の座標、半径 $r$、そして円の方程式を求める。

幾何学座標距離円の方程式
2025/5/12

1. 問題の内容

2点 A(3,2)A(-3, 2)B(1,6)B(1, 6) を直径の両端とする円について、中心 CC の座標、半径 rr、そして円の方程式を求める。

2. 解き方の手順

(1) 中心 CC の座標を求める。中心は線分 ABAB の中点である。中点の座標は、各座標の平均で求められる。
中心 CCxx 座標は 3+12=22=1\frac{-3 + 1}{2} = \frac{-2}{2} = -1
中心 CCyy 座標は 2+62=82=4\frac{2 + 6}{2} = \frac{8}{2} = 4
したがって、中心 CC の座標は (1,4)(-1, 4) である。
(2) 半径 rr を求める。半径は中心 CC から点 AA または点 BB までの距離である。点 AA と中心 CC の距離を計算する。
r=(1(3))2+(42)2=(2)2+(2)2=4+4=8=22r = \sqrt{(-1 - (-3))^2 + (4 - 2)^2} = \sqrt{(2)^2 + (2)^2} = \sqrt{4 + 4} = \sqrt{8} = 2\sqrt{2}
したがって、半径 r=22r = 2\sqrt{2} である。
(3) 円の方程式を求める。中心が (h,k)(h, k) で半径が rr の円の方程式は (xh)2+(yk)2=r2(x - h)^2 + (y - k)^2 = r^2 で表される。
中心 CC の座標は (1,4)(-1, 4)、半径 rr222\sqrt{2} であるので、円の方程式は
(x(1))2+(y4)2=(22)2(x - (-1))^2 + (y - 4)^2 = (2\sqrt{2})^2
(x+1)2+(y4)2=8(x + 1)^2 + (y - 4)^2 = 8

3. 最終的な答え

中心 CC の座標: (1,4)(-1, 4)
半径 rr: 222\sqrt{2}
円の方程式: (x+1)2+(y4)2=8(x + 1)^2 + (y - 4)^2 = 8

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