半径 $r$ の円 $x^2 + y^2 = r^2$ と直線 $x + 2y - 5 = 0$ が接するとき、$r$ の値を求めよ。

幾何学直線接する点と直線の距離数式処理
2025/5/12

1. 問題の内容

半径 rr の円 x2+y2=r2x^2 + y^2 = r^2 と直線 x+2y5=0x + 2y - 5 = 0 が接するとき、rr の値を求めよ。

2. 解き方の手順

円と直線が接するということは、円の中心と直線の距離が円の半径に等しいということです。
円の中心は原点(0, 0)であり、半径はrrです。
点(0, 0)と直線 x+2y5=0x + 2y - 5 = 0 の距離 dd は、点と直線の距離の公式を用いて計算できます。
点と直線の距離の公式は、点 (x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離 dd
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
で与えられます。
今回の場合は (x0,y0)=(0,0)(x_0, y_0) = (0, 0)a=1a = 1, b=2b = 2, c=5c = -5 なので、
d=10+20512+22=55=55=5d = \frac{|1 \cdot 0 + 2 \cdot 0 - 5|}{\sqrt{1^2 + 2^2}} = \frac{|-5|}{\sqrt{5}} = \frac{5}{\sqrt{5}} = \sqrt{5}
円と直線が接するとき、d=rd = r ですから、 r=5r = \sqrt{5} となります。

3. 最終的な答え

r=5r = \sqrt{5}

「幾何学」の関連問題

平行四辺形ABCDにおいて、辺AD上に点P、辺BC上に点Qを、$PD = BQ$となるようにとるとき、四角形AQCPが平行四辺形であることを証明する。

平行四辺形証明幾何学
2025/5/13

円錐の体積を求める公式を完成させる問題です。

体積円錐公式
2025/5/13

点 $A(x_1, y_2)$ を通り、傾きが $m$ の直線の方程式を求める問題です。

直線方程式座標
2025/5/13

平行四辺形ABCDにおいて、$AB = \sqrt{3}$, $AD = 5$, $\angle BAD = 30^\circ$のとき、対角線ACの長さを求めよ。

平行四辺形余弦定理対角線の長さ角度三角比
2025/5/13

与えられた三角関数の式の値を求めます。 式は $ \cos^2 44^\circ + \cos^2 45^\circ + \cos^2 46^\circ $ です。

三角関数三角比加法定理角度
2025/5/13

点 $(3, 4)$ と直線 $y = 2x + 1$ の間の距離を求める問題です。

点と直線の距離距離公式座標平面有理化
2025/5/13

円 $x^2 + y^2 = 5$ と直線 $y = 2x + m$ について、以下の問いに答えます。 (1) 円と直線が共有点を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求めます。 (2) 円と直線が接す...

直線接線判別式座標
2025/5/12

円と直線の交点の座標を求める問題です。 (1) 円 $x^2 + y^2 = 25$ と直線 $y = x + 1$ (2) 円 $x^2 + y^2 = 8$ と直線 $x + y = 4$

直線交点連立方程式代入法
2025/5/12

問題は、与えられた3点A, B, Cを通る円の方程式を求めることです。具体的には、以下の2つのケースについて円の方程式を求める必要があります。 (1) A(1, 1), B(2, 1), C(-1, ...

円の方程式座標平面連立方程式
2025/5/12

次の2つの式がどのような図形を表すか答える問題です。 (1) $x^2 + y^2 + 4x - 2y - 4 = 0$ (2) $x^2 + y^2 + 6x + 8y + 9 = 0$

方程式平方完成座標
2025/5/12