円と直線が接するということは、円の中心と直線の距離が円の半径に等しいということです。
円の中心は原点(0, 0)であり、半径はrです。 点(0, 0)と直線 x+2y−5=0 の距離 d は、点と直線の距離の公式を用いて計算できます。 点と直線の距離の公式は、点 (x0,y0) と直線 ax+by+c=0 の距離 d は d=a2+b2∣ax0+by0+c∣ で与えられます。
今回の場合は (x0,y0)=(0,0)、 a=1, b=2, c=−5 なので、 d=12+22∣1⋅0+2⋅0−5∣=5∣−5∣=55=5 円と直線が接するとき、d=r ですから、 r=5 となります。