(1) 円の方程式を平方完成する。
\begin{align*}
x^2 - 4ax + y^2 + (4a - 2)y - 12a - 9 &= 0 \\
(x - 2a)^2 - (2a)^2 + (y + 2a - 1)^2 - (2a - 1)^2 - 12a - 9 &= 0 \\
(x - 2a)^2 + (y + 2a - 1)^2 &= 4a^2 + 4a^2 - 4a + 1 + 12a + 9 \\
(x - 2a)^2 + (y + 2a - 1)^2 &= 8a^2 + 8a + 10
\end{align*}
したがって、円Cの中心は(2a,−2a+1)、半径は8a2+8a+10である。 円Cが常に通る点は、aの値に関わらず方程式が成り立つ点である。 x2+y2−4ax+(4a−2)y−12a−9=0をaについて整理すると −4ax+4ay−12a+x2+y2−2y−9=0 a(−4x+4y−12)+x2+y2−2y−9=0 −4x+4y−12=0かつx2+y2−2y−9=0 x−y+3=0よりx=y−3 (y−3)2+y2−2y−9=0 y2−6y+9+y2−2y−9=0 2y2−8y=0 2y(y−4)=0 y=0のとき、x=−3 y=4のとき、x=1 よって、円Cは2点(−3,0),(1,4)を通る。 (2) 円Cの中心は(2a,−2a+1)である。x=2aとおくと、a=2x。 y=−2a+1=−2(2x)+1=−x+1 したがって、円Cの中心は直線y=−x+1上を動く。 (3) 円Cの半径は8a2+8a+10である。半径が最小となるのは、8a2+8a+10が最小となるときである。 8a2+8a+10=8(a2+a)+10=8(a+21)2−8(41)+10=8(a+21)2−2+10=8(a+21)2+8 したがって、a=−21のとき最小値8をとる。このときの半径は8=22 円C0の方程式は、中心が(2a,−2a+1)=(−1,2)、半径が22であるから、 (x+1)2+(y−2)2=8 傾きが7の接線の方程式をy=7x+bとおく。円の中心からの距離が半径に等しいから、 72+(−1)2∣7(−1)−2+b∣=22 50∣−9+b∣=22 ∣−9+b∣=22⋅52=20 −9+b=20または−9+b=−20 b=29またはb=−11 したがって、円C0の接線で、傾きが7である直線の方程式はy=7x+29とy=7x−11である。