(1) BD, DE, EBの長さを求める。
BDは長方形ABCDの対角線なので、三平方の定理より、
BD=AB2+AD2=32+22=9+4=13 DEは直角三角形ADEの斜辺なので、三平方の定理より、
DE=AD2+AE2=22+12=4+1=5 EBは直角三角形ABEの斜辺なので、三平方の定理より、
EB=AB2+AE2=32+12=9+1=10 (2) cosθの値を求める。
余弦定理を三角形DEBに適用すると、
BD2=DE2+EB2−2⋅DE⋅EB⋅cosθ これより、
cosθ=2⋅DE⋅EBDE2+EB2−BD2=2⋅5⋅105+10−13=2502=501=521=102 (3) 三角形BDEの面積を求める。
sin2θ+cos2θ=1なので、 sin2θ=1−cos2θ=1−(102)2=1−1002=1−501=5049 sinθ=5049=527=1072 三角形BDEの面積Sは、
S=21⋅DE⋅EB⋅sinθ=21⋅5⋅10⋅1072=21⋅50⋅1072=21⋅52⋅1072=21⋅1070=27 (4) Aから三角形BDEに下ろした垂線の長さを求める。
四面体ABDEの体積Vは、底面を三角形BDEとしたとき、高さが求める垂線の長さhとなる。
V=31Sh また、四面体ABDEの体積Vは、直方体から3つの三角錐を引くことでも求められる。四面体ABDEの体積は、直方体から、三角錐E-ABD、三角錐A-DEH、三角錐B-EFB'を引くことで求められる。ここでB'は、ABと平行で長さが3の線分の端点である。しかし、もっと簡単に、四面体ABDEを3つの直交する辺AE, AB, ADをもつ三角錐と見做すことができる。したがって、その体積は、
V=61⋅AE⋅AB⋅AD=61⋅1⋅3⋅2=1 よって、1=31⋅27⋅h