1. 問題の内容
与えられた各図において、角度 の大きさを求めます。
2. 解き方の手順
**(1)**
* 円周角の定理より、 は中心角 の半分である。しかし、この定理を直接使うには、 が円弧 に対する中心角である必要がある。
* は円弧 に対する中心角であるので、 ではない。代わりに、 の対角(360度から引いた残りの角)が円弧 に対する中心角となる。
* 円弧 に対する中心角は である。したがって、円弧 に対する円周角は である。つまり、 である。
* 三角形の内角の和は180度なので、 が成り立つ。
* 問題より、、 であるから、 が成り立つ。
* したがって、 である。
**(2)**
* 円周角の定理より、 と は同じ円弧 に対する円周角なので、 である。
* 同様に、 と は同じ円弧 に対する円周角なので、 である。
* 三角形の内角の和は180度なので、。
* したがって、 である。
**(3)**
* において、 より、 は二等辺三角形である。したがって、 である。
* とすると、 である。
* 三角形の内角の和は180度なので、 が成り立つ。
* したがって、 である。
**(4)**
* 円周角の定理より、 は中心角 の半分である。 が直線であるので、 である。
* したがって、 である。
* 四角形の内角の和は360度であるから、。
* 、 より、。
* において、。
* 円周角の定理より、である。
* とすると、三角形の内角の和の公式から とならない。
* 四角形 は円に内接しているので、対角の和は である。したがって、 となる。
* また、 となる。したがって、 となる。
* したがって、 である。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)