与えられた図において、指定された角度 $x$ の大きさを求める問題です。全部で6つの図があり、それぞれ $x$ の値が異なります。平行線、三角形、四角形の性質を利用して解きます。

幾何学角度平行線三角形四角形錯角二等辺三角形外角
2025/5/14
はい、承知いたしました。
以下に問題の解答を示します。

1. 問題の内容

与えられた図において、指定された角度 xx の大きさを求める問題です。全部で6つの図があり、それぞれ xx の値が異なります。平行線、三角形、四角形の性質を利用して解きます。

2. 解き方の手順

(1) 平行線 llmm があり、交差する線が2本あります。
xx を含む角は、85°の角の錯角になります。
llの50°の角と85°の角は一直線上にあるので、
85°+x=50°+180°85° + x = 50° + 180° となります。
よって、85°+x=50°+180°85° + x = 50°+ 180° より、x=180°85°+50°85°x = 180° - 85° + 50° - 85°
x=85°50°x = 85° - 50°
(2) 平行線 llmm があり、交差する線が1本あります。
llの52°の角とmの対応する角は同じ角度なので52°です。
また、20°の角とxxの角とその52°の角は三角形を形成するので、
20°+x+52°=180°20° + x + 52° = 180°
x=180°20°52°x = 180° - 20° - 52°
(3) xx の角は、25°、30°、45°の角を含む三角形の外角です。
この三角形の角は25°、(180°-30°)、(180°-45°)
このxは2つの三角形でできている図形の角なので、
x=30°+45°+25°x = 30° + 45° + 25°
(4) 三角形ABCにおいて、B=50°∠B = 50°C=30°∠C = 30°であることから、BAC=180°50°30°=100°∠BAC = 180° - 50° - 30° = 100°となります。
BAD=25°∠BAD = 25° であるので、DAC=BACBAD=100°25°=75°∠DAC = ∠BAC - ∠BAD = 100° - 25° = 75° となります。
三角形ADCにおいて、DAC=75°∠DAC = 75°C=30°∠C = 30° であるので、x=180°75°30°x = 180° - 75° - 30° となります。
(5) AB=DBAB = DB より、三角形ABDは二等辺三角形です。したがって、BAD=BDA∠BAD = ∠BDA です。ABD=32°∠ABD = 32°なので、BAD=BDA=(180°32°)/2=74°∠BAD = ∠BDA = (180° - 32°) / 2 = 74° です。
AD=CDAD = CD より、三角形ADCは二等辺三角形です。したがって、DAC=DCA=x∠DAC = ∠DCA = x です。
三角形ABCにおいて、ABC=32°∠ABC = 32°BCA=x∠BCA = xCAB=CAD+DAB=x+74°∠CAB = ∠CAD + ∠DAB = x + 74° です。
よって、32°+x+x+74°=180°32° + x + x + 74° = 180° なので、2x=180°32°74°2x = 180° - 32° - 74° となります。
(6) 四角形ABCDは平行四辺形なので、ABC+BCD=180°∠ABC + ∠BCD = 180° です。BCD=110°∠BCD = 110° なので、ABC=180°110°=70°∠ABC = 180° - 110° = 70° です。
AB=EBAB = EB より、三角形ABEは二等辺三角形です。したがって、BAE=BEA∠BAE = ∠BEA です。ABE=x∠ABE = x なので、BAE=BEA=(180°x)/2∠BAE = ∠BEA = (180° - x) / 2 です。
ABC=x+EBC=70°∠ABC = x + ∠EBC = 70° より、x=70°x = 70° です。

3. 最終的な答え

(1) x=35°x = 35°
(2) x=108°x = 108°
(3) x=100°x = 100°
(4) x=75°x = 75°
(5) x=37°x = 37°
(6) x=70°x = 70°

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