問題7:白玉6個と赤玉4個が入った袋から、同時に2個の玉を取り出すとき、以下の確率を求める。 (1) 2個とも白玉である確率 (2) 白玉と赤玉が1個ずつ出る確率 問題8:1個のさいころを投げるとき、「2以下の目が出る」という事象をA、「3の倍数の目が出る」という事象をBとする。このとき、以下の確率を求める。 (1) $P(A)$ (2) $P(B)$ (3) $P(A \cup B)$
2025/5/15
1. 問題の内容
問題7:白玉6個と赤玉4個が入った袋から、同時に2個の玉を取り出すとき、以下の確率を求める。
(1) 2個とも白玉である確率
(2) 白玉と赤玉が1個ずつ出る確率
問題8:1個のさいころを投げるとき、「2以下の目が出る」という事象をA、「3の倍数の目が出る」という事象をBとする。このとき、以下の確率を求める。
(1)
(2)
(3)
2. 解き方の手順
問題7:
(1) 2個とも白玉である確率
袋の中には白玉6個、赤玉4個、合計10個の玉が入っている。
10個から2個を取り出す組み合わせは通り。
6個の白玉から2個を取り出す組み合わせは通り。
求める確率は、で計算できる。
よって、確率は
(2) 白玉と赤玉が1個ずつ出る確率
白玉6個から1個を選び、赤玉4個から1個を選ぶ組み合わせは通り。
全体の組み合わせは通り。
求める確率は、で計算できる。
よって、確率は
問題8:
(1)
事象Aは「2以下の目が出る」こと。1個のサイコロを投げたとき、出る目の総数は6通り。2以下の目は1と2の2通り。
よって、
(2)
事象Bは「3の倍数の目が出る」こと。1個のサイコロを投げたとき、出る目の総数は6通り。3の倍数の目は3と6の2通り。
よって、
(3)
は「2以下の目が出て、かつ3の倍数の目が出る」こと。
これは2以下の目(1, 2)と3の倍数の目(3, 6)の共通部分を考えるので、共通部分はない。したがって、は空事象となり、
よって、
3. 最終的な答え
問題7:
(1)
(2)
問題8:
(1)
(2)
(3)