行列 $A = \begin{pmatrix} 0 & 21 & -6 \\ 20 & 8 & 20 \\ -2 & -11 & 4 \end{pmatrix}$ の固有値が小さい順に(1), 6, (2)と与えられている。固有値(1)に対応する固有ベクトル $\overrightarrow{v_1} = \begin{pmatrix} 3 \\ (3) \\ -1 \end{pmatrix}$、固有値6に対応する固有ベクトル $\overrightarrow{v_2} = \begin{pmatrix} (4) \\ 0 \\ -1 \end{pmatrix}$、固有値(2)に対応する固有ベクトル $\overrightarrow{v_3} = \begin{pmatrix} 3 \\ 2 \\ (5) \end{pmatrix}$ が与えられているとき、空欄(1)から(5)に入る整数値を求める問題。
2025/5/16
1. 問題の内容
行列 の固有値が小さい順に(1), 6, (2)と与えられている。固有値(1)に対応する固有ベクトル 、固有値6に対応する固有ベクトル 、固有値(2)に対応する固有ベクトル が与えられているとき、空欄(1)から(5)に入る整数値を求める問題。
2. 解き方の手順
まず、固有値(1)と固有値(2)を求める。行列Aの固有方程式は で与えられる。しかし、ここでは固有値の一つが6であることがわかっているので、固有ベクトル を利用して空欄(4)を求める。
より、
2行目より なので 。 よって、
次に、固有値(1)に対応する固有ベクトル を利用して固有値(1)と空欄(3)を求める。
より、(1)を、(3)をxとおくと
1行目:
2行目:
3行目:
3行目より 。
1行目に代入すると
よって、
よって、
固有値(2)に対応する固有ベクトル を利用して固有値(2)と空欄(5)を求める。
より、(2)を、(5)をyとおくと
1行目:
2行目:
3行目:
1行目より 。
2行目に代入すると
よって、
よって、
3. 最終的な答え
(1) = -12
(2) = 18
(3) = -2
(4) = 1
(5) = -2