2つの自然数$\bigcirc$と$\triangle$はともに48の約数であり、$\bigcirc - \triangle = -12$を満たします。このとき、考えられる$\bigcirc + \triangle$の和をすべて求めなさい。

算数約数整数の性質
2025/5/18

1. 問題の内容

2つの自然数\bigcirc\triangleはともに48の約数であり、=12\bigcirc - \triangle = -12を満たします。このとき、考えられる+\bigcirc + \triangleの和をすべて求めなさい。

2. 解き方の手順

まず、48の約数をすべて求めます。48の約数は1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 16, 24, 48です。
次に、=12\bigcirc - \triangle = -12という条件を満たす\bigcirc\triangleの組み合わせを考えます。
この式を変形すると、=12\bigcirc = \triangle - 12となります。
\triangleは48の約数なので、\triangleの値として1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 16, 24, 48を試していきます。
また、\bigcircも48の約数でなければなりません。
* =1\triangle = 1のとき、=112=11\bigcirc = 1 - 12 = -11となり、\bigcircは自然数でないので不適。
* =2\triangle = 2のとき、=212=10\bigcirc = 2 - 12 = -10となり、\bigcircは自然数でないので不適。
* =3\triangle = 3のとき、=312=9\bigcirc = 3 - 12 = -9となり、\bigcircは自然数でないので不適。
* =4\triangle = 4のとき、=412=8\bigcirc = 4 - 12 = -8となり、\bigcircは自然数でないので不適。
* =6\triangle = 6のとき、=612=6\bigcirc = 6 - 12 = -6となり、\bigcircは自然数でないので不適。
* =8\triangle = 8のとき、=812=4\bigcirc = 8 - 12 = -4となり、\bigcircは自然数でないので不適。
* =12\triangle = 12のとき、=1212=0\bigcirc = 12 - 12 = 0となり、\bigcircは自然数でないので不適。
* =16\triangle = 16のとき、=1612=4\bigcirc = 16 - 12 = 4となり、\bigcircは48の約数なので適する。このとき、+=4+16=20\bigcirc + \triangle = 4 + 16 = 20
* =24\triangle = 24のとき、=2412=12\bigcirc = 24 - 12 = 12となり、\bigcircは48の約数なので適する。このとき、+=12+24=36\bigcirc + \triangle = 12 + 24 = 36
* =48\triangle = 48のとき、=4812=36\bigcirc = 48 - 12 = 36となり、\bigcircは48の約数ではないので不適。
したがって、(,)(\bigcirc, \triangle)の組み合わせとして考えられるのは、(4, 16)と(12, 24)の2つです。それぞれの+\bigcirc + \triangleは20と36です。
求める和は、20 + 36 = 56

3. 最終的な答え

56

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