300から500までの自然数について、次の問いに答える問題です。 (1) 5の倍数の個数とその和を求める。 (2) 3の倍数でない数の個数とその和を求める。 (3) 6で割ると4余る数の個数とその和を求める。 (4) 7で割ると2余る数の個数とその和を求める。
2025/5/18
1. 問題の内容
300から500までの自然数について、次の問いに答える問題です。
(1) 5の倍数の個数とその和を求める。
(2) 3の倍数でない数の個数とその和を求める。
(3) 6で割ると4余る数の個数とその和を求める。
(4) 7で割ると2余る数の個数とその和を求める。
2. 解き方の手順
(1) 5の倍数について
300から500までの5の倍数は、300, 305, 310, ..., 500です。
これは初項300、末項500、公差5の等差数列です。
項数をnとすると、
よって、5の倍数は41個です。
これらの和Sは、等差数列の和の公式より、
(2) 3の倍数でない数について
300から500までの自然数は、300, 301, 302, ..., 500です。
全体の個数は、500 - 300 + 1 = 201個です。
300から500までの3の倍数は、300, 303, 306, ..., 498です。
これは初項300、末項498、公差3の等差数列です。
項数をmとすると、
よって、3の倍数は67個です。
3の倍数でない数は、201 - 67 = 134個です。
300から500までの自然数の和は、
300から500までの3の倍数の和は、
3の倍数でない数の和は、80400 - 26733 = 53667
(3) 6で割ると4余る数について
300から500までの6で割ると4余る数は、304, 310, 316, ..., 496です。
これは初項304、末項496、公差6の等差数列です。
項数をpとすると、
よって、6で割ると4余る数は33個です。
これらの和Sは、等差数列の和の公式より、
(4) 7で割ると2余る数について
300から500までの7で割ると2余る数は、303, 310, 317, ..., 499です。
これは初項303、末項499、公差7の等差数列です。
項数をqとすると、
よって、7で割ると2余る数は29個です。
これらの和Sは、等差数列の和の公式より、
3. 最終的な答え
(1) 5の倍数:41個、和は16400
(2) 3の倍数でない数:134個、和は53667
(3) 6で割ると4余る数:33個、和は13200
(4) 7で割ると2余る数:29個、和は11629