(1) c=(1,4) の場合: c=ma+nb は、 (1,4)=m(5,−2)+n(−2,3) と表せる。これを成分ごとに分解すると、次の連立方程式が得られます。
5m−2n=1 −2m+3n=4 この連立方程式を解きます。一つ目の式を2倍、二つ目の式を5倍すると、
10m−4n=2 −10m+15n=20 これらの式を足し合わせると、
n=2を 5m−2n=1 に代入すると、 5m−2(2)=1 したがって、c=(1,4)=1a+2b と表せます。 (2) d=(12,−7) の場合: d=ma+nb は、 (12,−7)=m(5,−2)+n(−2,3) と表せる。これを成分ごとに分解すると、次の連立方程式が得られます。
5m−2n=12 −2m+3n=−7 この連立方程式を解きます。一つ目の式を3倍、二つ目の式を2倍すると、
15m−6n=36 −4m+6n=−14 これらの式を足し合わせると、
m=2を 5m−2n=12 に代入すると、 5(2)−2n=12 10−2n=12 したがって、d=(12,−7)=2a−1b と表せます。