(1) 数列 $\{a_n\}$ が、$a_1 = 3$, $a_{n+1} = 2a_n + 1$ ($n = 1, 2, 3, \dots$) で定められているとき、一般項 $a_n$ を求めよ。 (2) 数列 $\{a_n\}$ が、$a_1 = 2$, $a_{n+1} - a_n = n+3$ ($n = 1, 2, 3, \dots$) で定義されるとき、一般項 $a_n$ と、初項から第 $n$ 項までの和 $S_n$ を求めよ。
2025/5/18
1. 問題の内容
(1) 数列 が、, () で定められているとき、一般項 を求めよ。
(2) 数列 が、, () で定義されるとき、一般項 と、初項から第 項までの和 を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
漸化式 を変形して、等比数列の形に持ち込みます。
と変形できます。
とおくと、, となります。
これは初項 , 公比 の等比数列なので、 となります。
よって、 となります。
(2)
階差数列 より、数列 の階差数列は となります。
のとき、
のとき、 となり、この式は でも成り立ちます。
したがって、 となります。
次に、 を求めます。
3. 最終的な答え
(1)
(2) ,