$ \begin{cases} 0.2x - 0.1y = -0.2 \\ 3x + \frac{1}{2}y = -\frac{1}{3} \end{cases} $ を解くこと。そして、解とグラフの関係を確認すること。(この問題は、グラフを書くことと解との関係を確認することを含むので、一旦連立方程式を解くまでとします。)

代数学連立方程式一次関数幾何直交三角形の面積グラフ
2025/5/19
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1. 問題の内容

問題は2つあります。

1. 連立方程式

\begin{cases}
0.2x - 0.1y = -0.2 \\
3x + \frac{1}{2}y = -\frac{1}{3}
\end{cases}
$
を解くこと。そして、解とグラフの関係を確認すること。(この問題は、グラフを書くことと解との関係を確認することを含むので、一旦連立方程式を解くまでとします。)

2. 関数 $y = 2x + 10$ と直交する直線 $l$ を考える。このとき、$y = 2x + 10$ と直線 $l$ と $x$ 軸で囲まれた三角形の面積 $S$ を求めること。

##

2. 解き方の手順

### 問題1の解き方
連立方程式を解きます。
まず、連立方程式を簡単にするために、係数を整数にします。
1番目の式を10倍すると、2xy=22x - y = -2 となります。
2番目の式を6倍すると、18x+3y=218x + 3y = -2 となります。
したがって、連立方程式は以下のようになります。
\begin{cases}
2x - y = -2 \\
18x + 3y = -2
\end{cases}
1番目の式から y=2x+2y = 2x + 2 となります。
これを2番目の式に代入します。
18x+3(2x+2)=218x + 3(2x + 2) = -2
18x+6x+6=218x + 6x + 6 = -2
24x=824x = -8
x=824=13x = -\frac{8}{24} = -\frac{1}{3}
x=13x = -\frac{1}{3}y=2x+2y = 2x + 2 に代入します。
y=2(13)+2=23+2=43y = 2(-\frac{1}{3}) + 2 = -\frac{2}{3} + 2 = \frac{4}{3}
したがって、連立方程式の解は x=13,y=43x = -\frac{1}{3}, y = \frac{4}{3} です。
### 問題2の解き方

1. 直線 $l$ の傾きを求める。$y = 2x + 10$ の傾きは2なので、これと直交する直線 $l$ の傾きは $-\frac{1}{2}$ です。

2. 直線 $l$ の切片を求める。直線 $y = 2x + 10$ と直線 $l$ の交点を求めなくてはならないので、ひとまず直線 $l$ の式を $y = -\frac{1}{2}x + b$ とおきます。

3. $y = 2x + 10$ と $y = -\frac{1}{2}x + b$ の交点を求める。

2x+10=12x+b2x + 10 = -\frac{1}{2}x + b
52x=b10\frac{5}{2}x = b - 10
x=25(b10)x = \frac{2}{5}(b - 10)
y=2(25(b10))+10=45(b10)+10=45b+2y = 2(\frac{2}{5}(b - 10)) + 10 = \frac{4}{5}(b - 10) + 10 = \frac{4}{5}b + 2
交点の座標は(25(b10),45b+2)(\frac{2}{5}(b - 10), \frac{4}{5}b + 2) です。

4. $y=2x+10$ の $x$ 切片を求める。$2x+10=0$ を解くと、$x=-5$。

5. 直線 $l$ の $x$ 切片を求める。$-\frac{1}{2}x + b = 0$ を解くと、$x = 2b$。

6. 三角形の面積を求める。三角形の頂点は $(-5, 0), (2b, 0), (\frac{2}{5}(b - 10), \frac{4}{5}b + 2)$ です。

底辺の長さは 2b(5)=2b+5|2b - (-5)| = |2b+5|。高さは 45b+2|\frac{4}{5}b + 2|
面積は S=122b+545b+2=1285b2+285b+10S = \frac{1}{2}|2b+5||\frac{4}{5}b + 2| = \frac{1}{2}|\frac{8}{5}b^2 + \frac{28}{5}b + 10|
しかし、直線 ll の条件が「y=2x+10y = 2x + 10と直交する」しか与えられていないので、bbを特定できません。この問題は、直線 lly=2x+10y = 2x + 10 と直交するだけで交点の位置は特定できないので、三角形の面積は一意に決まりません。問題文が不十分である可能性があります。
しかし、もし問題文が「y=2x+10y = 2x + 10と直交し、yy軸との交点が(0, 10)を通る直線をllとする」というものであれば、llの式は y=12x+10y = -\frac{1}{2}x + 10となり、b=10b=10となります。このとき、llのx切片はx=20x = 20となり、交点のx座標は25(1010)=0\frac{2}{5}(10 - 10) = 0、交点のy座標は45(10)+2=10\frac{4}{5}(10) + 2 = 10となります。
底辺の長さは 20(5)=25|20 - (-5)| = 25。高さは 1010
面積は S=12×25×10=125S = \frac{1}{2} \times 25 \times 10 = 125
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3. 最終的な答え

問題1の答え:
連立方程式の解は、x=13,y=43x = -\frac{1}{3}, y = \frac{4}{3}です。
問題2の答え:
直線 ll の情報が不足しているため、三角形の面積は一意に決まりません。もし直線llyy切片が10の場合、三角形の面積は125です。

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