2次不等式 $x^2 + 2mx + 6m - 5 > 0$ の解がすべての実数であるとき、定数 $m$ の値の範囲を求める。

代数学二次不等式判別式二次関数
2025/5/19

1. 問題の内容

2次不等式 x2+2mx+6m5>0x^2 + 2mx + 6m - 5 > 0 の解がすべての実数であるとき、定数 mm の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

2次不等式 x2+2mx+6m5>0x^2 + 2mx + 6m - 5 > 0 の解がすべての実数であるためには、2次関数 y=x2+2mx+6m5y = x^2 + 2mx + 6m - 5 のグラフが常に xx 軸より上にある必要がある。これは、2次方程式 x2+2mx+6m5=0x^2 + 2mx + 6m - 5 = 0 が実数解を持たないことを意味する。
2次方程式 x2+2mx+6m5=0x^2 + 2mx + 6m - 5 = 0 の判別式を DD とすると、
D=(2m)24(1)(6m5)D = (2m)^2 - 4(1)(6m - 5)
D=4m224m+20D = 4m^2 - 24m + 20
2次方程式が実数解を持たないためには、D<0D < 0 である必要がある。
4m224m+20<04m^2 - 24m + 20 < 0
m26m+5<0m^2 - 6m + 5 < 0
(m1)(m5)<0(m - 1)(m - 5) < 0
この不等式を解くと、1<m<51 < m < 5 となる。

3. 最終的な答え

1<m<51 < m < 5

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