$a$ を定数とする。不等式 $5-4(2-x)>7x-2a$ の解を求め、さらに、その解に自然数がちょうど2個含まれるような $a$ の値の範囲を求める。

代数学不等式一次不等式解の範囲自然数数直線
2025/3/23

1. 問題の内容

aa を定数とする。不等式 54(2x)>7x2a5-4(2-x)>7x-2a の解を求め、さらに、その解に自然数がちょうど2個含まれるような aa の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた不等式を解く。
54(2x)>7x2a5 - 4(2-x) > 7x - 2a
58+4x>7x2a5 - 8 + 4x > 7x - 2a
3+4x>7x2a-3 + 4x > 7x - 2a
3x>2a+3-3x > -2a + 3
x<2a33x < \frac{2a-3}{3}
したがって、x<23a1x < \frac{2}{3}a - 1 である。
次に、不等式の解に自然数がちょうど2個含まれるような aa の範囲を求める。
解が x<23a1x < \frac{2}{3}a - 1 なので、自然数 1, 2 が含まれ、3 が含まれない場合を考える。
つまり、不等式を満たす最大の自然数が 2 であるためには、
2<23a132 < \frac{2}{3}a - 1 \le 3 が成り立つ必要がある。
2<23a12 < \frac{2}{3}a - 1 を解くと
3<23a3 < \frac{2}{3}a
9<2a9 < 2a
a>92a > \frac{9}{2}
23a13\frac{2}{3}a - 1 \le 3 を解くと
23a4\frac{2}{3}a \le 4
2a122a \le 12
a6a \le 6
したがって、92<a6\frac{9}{2} < a \le 6 となる。

3. 最終的な答え

x<23a1x < \frac{2}{3}a - 1
92<a6\frac{9}{2} < a \le 6

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