直角三角形ABCがあり、AB = 4cm, BC = 5cm, ∠BAC = 90°である。三角形ABCと合同な三角形ADEがあり、ADEを点Aを中心に反時計回りに回転させ、AE//BCとなるように配置する。辺BCと辺ADの交点をF、辺BCと辺DEの交点をG、辺ACと辺DEの交点をHとする。このとき、以下の問いに答える。 (1) 辺ACの長さを求めよ。 (2) 線分DGの長さを求めよ。 (3) 線分AHと線分HCの長さの比を最も簡単な整数の比で表せ。 (4) 三角形AGHの面積を求めよ。
2025/5/19
1. 問題の内容
直角三角形ABCがあり、AB = 4cm, BC = 5cm, ∠BAC = 90°である。三角形ABCと合同な三角形ADEがあり、ADEを点Aを中心に反時計回りに回転させ、AE//BCとなるように配置する。辺BCと辺ADの交点をF、辺BCと辺DEの交点をG、辺ACと辺DEの交点をHとする。このとき、以下の問いに答える。
(1) 辺ACの長さを求めよ。
(2) 線分DGの長さを求めよ。
(3) 線分AHと線分HCの長さの比を最も簡単な整数の比で表せ。
(4) 三角形AGHの面積を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 辺ACの長さを求める。
三角形ABCは直角三角形なので、ピタゴラスの定理を用いる。
cm
(2) 線分DGの長さを求める。
AE // BCより、∠EAD = ∠ACBとなる。
また、△ADEと△ABCは合同なので、∠ADE = ∠ABCとなる。
したがって、△ADG∽△ABCとなる。
△ABCにおいて、
また、
△ADGにおいて、AD = BC = 5cmなので、
cm
(3) 線分AHと線分HCの長さの比を求める。
△ADEにおいて、DE=BC=5cmである。
△DGH∽△CBHとなる。DG = 3cm, BC = 5cmなので、DG:BC = 3:5
したがって、DH:HC = 3:5となる。
△ADH∽△ACBとなる。
となるから、が成り立つ
△ADEと△ABCは合同なので、AC = 3cmである。
DH:HC = 3:5より、DH = DE = cm
HC = DE = cm
また、△AGH∽△ABFとなり、
だから
AH:HC=
$\triangle AHG相似ABC,相似だから3:5
,
より
ゆえに AH:HC =1:7/15
AH/4 =
△AHG∽△ABC ACとの交点がH
相似比=AH:AB =AB:BC=5
AH:HC=3:5である
(4) 三角形AGHの面積を求める。
相似△ABC,面積比=(AH:AB)*2
AH*AG
3. 最終的な答え
(1) 3 cm
(2) 3 cm
(3) AH:HC = 3:5
(4) 6