与えられた硬貨を使って支払える金額の種類を求める問題です。 (1) 100円硬貨5枚、50円硬貨1枚、10円硬貨3枚 (2) 100円硬貨3枚、50円硬貨3枚、10円硬貨3枚

算数場合の数組み合わせ硬貨
2025/5/19

1. 問題の内容

与えられた硬貨を使って支払える金額の種類を求める問題です。
(1) 100円硬貨5枚、50円硬貨1枚、10円硬貨3枚
(2) 100円硬貨3枚、50円硬貨3枚、10円硬貨3枚

2. 解き方の手順

(1)
100円硬貨の枚数は0枚から5枚の6通り、50円硬貨の枚数は0枚または1枚の2通り、10円硬貨の枚数は0枚から3枚の4通りあります。
これらの組み合わせから、支払える金額の種類を求めます。ただし、全て0枚の場合(0円)は除く必要があります。
したがって、
6×2×41=481=476 \times 2 \times 4 - 1 = 48 - 1 = 47 通りです。
(2)
100円硬貨の枚数は0枚から3枚の4通り、50円硬貨の枚数は0枚から3枚の4通り、10円硬貨の枚数は0枚から3枚の4通りあります。
これらの組み合わせから、支払える金額の種類を求めます。ただし、全て0枚の場合(0円)は除く必要があります。
したがって、一見すると 4×4×41=641=634 \times 4 \times 4 - 1 = 64 - 1 = 63 通りですが、重複している金額があるので調整が必要です。
50円硬貨2枚で100円と同じになるため、100円硬貨の代わりに50円硬貨を使うことを考えます。
100円硬貨3枚を全て50円硬貨に換えると6枚になり、元の50円硬貨3枚と合わせて9枚の50円硬貨になります。
つまり、50円硬貨の枚数は0枚から9枚の10通りとなります。
100円硬貨と50円硬貨の組み合わせで表現できる金額は、0円から450円まで50円刻みで表せる10通りです。
これに10円硬貨を組み合わせると、10円硬貨は0枚から3枚なので、0円から30円を10円刻みで表せます。
したがって、全ての組み合わせは 10×41=401=3910 \times 4 - 1 = 40 - 1 = 39 通りです。
別の解法:
100円硬貨の枚数は0, 1, 2, 3の4通り、50円硬貨の枚数は0, 1, 2, 3の4通り、10円硬貨の枚数は0, 1, 2, 3の4通りです。
全部で 4×4×4=644 \times 4 \times 4 = 64 通りですが、全て0枚の場合を除いて63通りです。
ここで、50円玉を2枚使うと100円玉1枚と同じ金額になることに注意します。
100円玉の枚数を増やさずに50円玉の枚数を減らした場合、同じ金額になる場合があります。
具体的には、
- 100円3枚は50円6枚で表現できる
- 100円2枚は50円4枚で表現できる
- 100円1枚は50円2枚で表現できる
そのため、重複が発生する可能性があります。
計算しやすいように金額を小さい順に並べ、重複を削除していくことを考えます。

3. 最終的な答え

(1) 47通り
(2) 39通り

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