## 問題19
1. 問題の内容
を展開したとき、項は何個できるか。
2. 解き方の手順
二項定理より、を展開すると、一般項はとなります。ここで、は0から6までの整数を取ります。
の値が異なれば、項は異なるものとなるので、項の数はの取りうる値の数に等しくなります。
は0から6までの7個の値を取ることができるので、項の数は7個です。
3. 最終的な答え
7個
## 問題20
1. 問題の内容
A, Bの2人がじゃんけんをして、どちらかが4回先に勝ったところで止めるゲームを考える。引き分けはないものとすると、勝負の分かれ方は何通りあるか。
2. 解き方の手順
どちらかが4回勝った時点でゲームが終わるので、最大で7回じゃんけんをすることになります。
* Aが4回勝って終わる場合
* 3回目までにAが3勝している必要があります。つまり、3回目までにAが3勝Bが0勝、Aが3勝Bが1勝、Aが3勝Bが2勝の場合を考えます。
* Aが4回目で勝つのは確定なので、4回目までにAが4勝、Bが0勝、1勝、2勝、3勝の場合を考えます。
* Aが4回目で勝つ場合を固定して考えます。
* 3回目までにAが3勝0敗の場合:通り
* 3回目までにAが3勝1敗の場合:通り
* 3回目までにAが3勝2敗の場合:通り
* つまり、Aが4勝して終わる場合は 通り
* Bが4回勝って終わる場合
* Aが4回勝って終わる場合と同様に考えます。
* 3回目までにBが3勝0敗の場合:通り
* 3回目までにBが3勝1敗の場合:通り
* 3回目までにBが3勝2敗の場合:通り
* つまり、Bが4勝して終わる場合は 通り
したがって、勝負の分かれ方は通りです。
3. 最終的な答え
70通り