1. 問題の内容
実数 に関する方程式 が実数解をもたないような負の数 の値の範囲を求めよ。
2. 解き方の手順
与えられた方程式を整理します。
両辺を2乗すると
この に関する2次方程式が実数解を持たない条件を考えます。判別式を とすると、
と置くと、、、。また、。
の範囲で となる値を探すと、中間値の定理より に解があることがわかります。さらにが負の条件より、となるには、kがある値より小さい範囲です。
とすると、。
とすると、。
数値計算をすると、の解は約である。
の定義域より、。
また、 より、。
この左辺は0以上の値を取るので、 でなければならない。
このことを考慮すると、kの範囲はおよそ と推定できる。
3. 最終的な答え
(およそ)