(1) 点 (3,2) を原点の周りに 15∘ 回転させる。回転行列を使用する。 R=(cosθsinθ−sinθcosθ) ここで、θ=15∘ である。 cos15∘=cos(45∘−30∘)=cos45∘cos30∘+sin45∘sin30∘=2223+2221=46+2 sin15∘=sin(45∘−30∘)=sin45∘cos30∘−cos45∘sin30∘=2223−2221=46−2 回転後の座標 (x′,y′) は、 (x′y′)=(cos15∘sin15∘−sin15∘cos15∘)(32)=(46+246−2−46−246+2)(32) x′=346+2−246−2=436+32−26+22=46+52 y′=346−2+246+2=436−32+26+22=456−2 (2) 原点が正六角形の対角線の交点であるため、各頂点は原点に対して点対称の位置にある。
点 (1,4) の対称点の座標は (−1,−4) である。 正六角形の各頂点は、中心角 60∘ ずつ回転した位置にある。 点 (1,4) を 60∘ 回転させた点の座標を求める。 cos60∘=21, sin60∘=23 (x′y′)=(2123−2321)(14)=(21−4323+4) これを繰り返すことで残りの点を求めることができる。