(i) 水平方向の運動方程式は mdtdv=−Cv となる。これを解くと v(t)=v0e−mCt となる。水平方向の移動距離 x(t) は x(t)=∫0tv(t′)dt′=∫0tv0e−mCt′dt′=Cmv0(1−e−mCt) となる。 t→∞ で x(t)→Cmv0 となるので、L∞=Cmv0。よって、A1=1,A2=1,A3=1,A4=−1,A5=0。 (ii) L=43L∞=43Cmv0 となる時刻 t を求める。L=Cmv0(1−e−mCt)=43Cmv0 より、1−e−mCt=43 となり、e−mCt=41。よって、mCt=ln4 となるので、t=Cmln4=C2mln2。 このときの水平方向の速さは vx=v0e−mCt=v0e−ln4=4v0。鉛直方向の速さは vy=gt=gC2mln2=C2mgln2。よって、速さ V=vx2+vy2=16v02+C24m2g2(ln2)2=4v01+C2v0216m2g2(ln2)2 となる。 V=B1v01+B2mB3gB4CB5v0B6と比較して、B1=4,B2=16(ln2)2,B3=2,B4=2,B5=−2,B6=−2。ただし、B2 は整数ではないため、L∞ の式が間違っている可能性を考慮する必要がある。問題文に与えられたL∞ とV の式の形式を尊重すると、導出したL∞=Cmv0を用いて解くしかない。 問題文で指定された形式で答える必要があるため、(ii)については以下の様に変形すると、
V=4v01+16(ln2)2m2g2C−2v0−2となる。整数のみで表す必要があるため近似する必要がある。16(ln2)2≈7.68 となるので、これを8と近似すると、V=4v01+8m2g2C−2v0−2となる。この時B1=4,B2=8,B3=2,B4=2,B5=−2,B6=−2となる。