まず、2016年と2018年の売上高比率の表から必要な数値を抜き出します。
* 2016年のコンテンツ事業の売上高比率: 46.3%
* 2018年のコンテンツ事業の売上高比率: 50.3%
問題文より、2018年のコンテンツ事業の売上高は2016年のコンテンツ事業の売上高の1.17倍です。
したがって、コンテンツ事業以外の事業の売上高合計は、2016年と2018年で同じ割合で変化したと仮定して、2018年の全体の売上高が2016年の何倍になるかを計算します。
2016年のコンテンツ事業以外の売上高比率は 100−46.3=53.7% です。 2018年のコンテンツ事業以外の売上高比率は 100−50.3=49.7% です。 2016年の全体の売上高をS2016、2018年の全体の売上高をS2018とすると、 2016年のコンテンツ事業の売上高は0.463S2016、2018年のコンテンツ事業の売上高は0.503S2018となります。 問題文より、0.503S2018=1.17×0.463S2016 よって、S2018に含まれるコンテンツ事業以外の事業の売上高の合計は、 0.497S2018となります。 コンテンツ事業以外の事業の売上高は同じ割合で変化したと仮定できるので、
0.537S20160.497S2018=S2016−0.463S2016S2018−0.503S2018 整理すると、
0.497S2018=0.537S2016×S2016−0.463S2016S2018−0.503S2018 ここで 0.503S2018=1.17×0.463S2016 を用いると、 0.497S2018=0.537S2016×S2016−0.463S2016S2018−1.17×0.463S2016 0.497S2018=0.537S2016×0.537S2016S2018−0.54141S2016 0.497S2018=S2018−0.54141S2016 0.503S2018=0.54141S2016 S2018=0.5030.54141S2016 よって、S2018≈1.076S2016 2018年の全体の売上高は、2016年の1.076倍となります。
コンテンツ事業以外の売上高の変化がないと考えると、全体の売上高の変化率は、
x=2016年の売上2018年のコンテンツ売上 x=46.3+53.71.17∗46.3+53.7=10054.171+53.7=100107.871=1.07871 約1.1倍になる